スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アジアファースト さらば、見せかけの「現地化」 2014.03.31 <2>

日経ビジネスの特集記事(51)

アジアファースト
さらば、見せかけの「現地化」
2014.03.31


今こそアジアを母国市場と捉え直し、
「アジアファースト」という事業構造に転換すべきだ
ということ

が主要テーマです。


少子高齢化が急速に進行し、社会が成熟した日本と比べ、
若年層の割合が高く、これから本格的な消費社会が到来
するアジア諸国。


日本企業の熱い目が注がれています。一步でも先んじ
なければ、旨味にありつけない、という意識が製品
づくりに影響を及ぼしています。


現地の要求を満たす商品づくりをするには、どうしたら
よいのでしょうか?


現地で生活する人たちに聞いて回る、足で稼ぐ「どぶ板
営業」です。もはや、日本では古い営業方法ということ
で、ほとんど行われていません。


しかし、アジアでは、この「どぶ板営業」が効果を発揮
しています。


PART3 常識の逆に、活路あり

日本の常識を一度オールクリアし、アジア地域の実態を
観察し、地域密着型の営業が欠かせません。


「郷に入っては郷に従え」
ということわざは今でも生きています。


 多様なアジア市場を攻略するには、

 商品開発だけではなく、売り方や

 組織体制まで変える必要がある。 

  (P.038)


日常生活用品を扱う、花王の例を見ていくことにしましょう。


技術力だけではない、泥臭い営業手法が使われていることに、
気づきます。


 多くの日本企業と同様、花王も最新技術は

 「日本が先(ジャパンファースト)」が

 不文律だった。だが、花王は2006年以降、

 中国だけでなく、アジア重視に舵を切っ

 てきた。赤字が続いてきたアジア事業を

 抜本的に強化するため、「アジア一体運営」

 始めていたのだ。 

  (P.038)


具体的にどのようにして需要の掘り起こしをして
いるのか、見てみましょう。


 例えば中国の洗剤開発チームは訪問した

 家庭で実際に洗濯している様子を2~3時間

 かけて徹底的に観察する。その結果、中国

 では下着などを手洗いする人が大半なので、

 泡切れが速く、すすぎの手間を減らせる

 最新の洗剤成分を開発、昨年7月に「アタック

 瞬浄」を発売した。 

  (P.039)


本社の方針も転換しています。販促費の使い方にも
表れています。


 これまでは現地任せだった販促費の使い方

 も統一し、仕事の標準化も進めている。


 中国事業本部長として上海に常駐している

 沼田敏晴は「仕事を丸投げするのが現地化

 ではない」と強調する。

  (P.039)


権限移譲は行っても、無制限に認めるわけではなく、
本社の手綱さばきが問われることになります。



PART4 中小の「壁」は超えられる

花王などの大手メーカーは豊富な資金力(カネ)、
技術力(モノ)、優れた人材(ヒト)を活かし、
事業を展開していくことが可能です。


では、ヒト、モノ、カネの壁を超えるために、
中小企業はどうしたらよいのでしょうか?


日経ビジネスは、東京都大田区にある、油圧
シリンダー製造の「南武」という中小企業の
ケースを紹介しています。


 従業員数110人。東京都大田区の

 本社兼工場だけを見れば、ほかの

 町工場とさほど変わらない。

 南武が飛躍できたのは「中小が

 アジアで売るのは難しい」という

 固定観念を振り払い、支援の

 仕組みをうまく味方に付けたからだ。 

  (P.042)


具体的な支援の仕組みとは、こういうことです。


 大田区の職員から、区がタイの

 企業と組んで設置した賃貸工場

 「オオタテクノパーク」の話が

 舞い込む。月30万バーツ(当時、

 約90万円)の賃料で、庭師や

 警備員付き。「これならリスク

 を取れる」(野村伯英社長)と

 960㎡を借りてから、事態は好転
 
 し始めた。

  (P.042)


現社長・野村さんが2005年、当時社長だった父に
頼まれてタイに赴任した時、日本の商社に間借り
した拠点の惨状に愕然としたそうです。


拠点は狭くエアコンもなく、従業員はすぐ辞める。
再建しようにも工場を建てるのには1億円以上かか
るため、売上高二十数億円の南武には荷が重すぎ
たのです。


そうした状況で、大田区の職員が持ち込んだ話は、
まさに、「渡りに舟」だったのです。


さらに、資金調達を支える体制も整ってきたそうです。

主なものは2つ。


1つは、「中小企業経営力強化支援法」による現地銀行
から現地通貨で融資を受けられる仕組み。


もう1つは、日本政策金融公庫(JFC)が現地の銀行
に信用状を発行して「お墨付き」を与えることで、
現地通貨で融資を受けられる仕組みが出来上がっている
ということです。


現地通貨での融資ですから、為替リスクが回避できる、
というメリットもありますね。


 海外進出を図る中小企業は、もうヒト、

 モノ、カネの制約に悩む必要はない。

 足りない力を外部から取り込めば、

 中小だってアジアファースト企業に

 なれる。変化の激しいアジアこそ、

 中小の機動力が生きるのだから。

  (P.043)


PART5 アジア卒社長が語る要諦

アジアでは、日本での成功体験は通用しない、と考えたほうが
良いのかもしれません、


変化の激しいアジアでは、「走りながら考えるマネジメント
が要求される」(P.044)ため、迅速に課題を解決していく
体制づくりが何より必要でしょう。


中小企業の機動力を活かして欲しい、と思います。


ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)がある調査を
実施したそうです。


それは、「社内のトップ20人に入るリーダーが新興国に在籍して
いるかどうかと、業績の関係」を調査したものでした。


その結果、リーダーが在籍していることと、好業績は正の相関を
はっきり示すことが分かったそうです。


つまり、「現地で意思決定できる仕組みを持っているかどうかが、
事業の成否を分けるからだ」と、日経ビジネスは指摘しています。


権限移譲と本社のさじ加減がバランスよく機能することが不可欠
である、と私は考えています。


日経ビジネスは、4人の社長が行っている特徴を短い言葉で
まとめています。


ピジョン(育児用品メーカー)の山下茂社長

“地べたを這ってでも現地で販売先を開拓” (P.045)


ナブテスコ(精密機器や鉄道、輸送機器向け制御装置の製造)
の小谷和朗社長


“まずゴーサインを出し注意しながら修正をかける” (P.046)


マブチモーター(小型モーターや精密機器の製造)
の大越博雄社長


“あうんの呼吸で本社と現地が意思疎通できる” (P.047)


広貫堂(創業138年の老舗で配置薬ビジネスを展開)
の飯田光孝社長


“投資は小さく始めてダメだと見たら次に行く” (P.048)


日経ビジネスは、4人の社長に共通点を見出しています。

 4人に通じるのは、アジアの厳しさと可能性を

 知り、トップとなった今でも同じ目線で

 現場と対話しようとする姿勢だ。

 それは時に酷な要求ともなるだろう。

 それでも、本社の会議室で叫ぶだけの

 「アジア重視」よりも、最前線の現場

 を奮い立たせるに違いない。

  (P.048)






記事を読んで、面白かったら
ポチッとしてください。





★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

スポンサード・リンク
和佐大輔さんの価値の高い情報を、「無料」で手に入れませんか?
▼【無料プレゼント】売れるコピーライティングの極意



スポンサーサイト

アジアファースト さらば、見せかけの「現地化」 2014.03.31 <1>

日経ビジネスの特集記事(51)

アジアファースト
さらば、見せかけの「現地化」
2014.03.31


今こそアジアを母国市場と捉え直し、
「アジアファースト」という事業構造に転換すべきだ
ということ

が主要テーマです。


日本は急速に「少子高齢化」が進み、近い将来、人口減少は
免れない状況にあります。


そうなれば、消費も少なくなることは確実です。
一方、アジア諸国は成長が著しく、若い人たちの割合が高い、
という特徴を持っています。


日本の個人向け(BtoC)ビジネスを中核とする企業は、国
内需要に対する供給だけでは、今後立ちいかなくなる可能性が
高くなります。


成長著しいアジア市場に分け入って事業を拡大していかなく
てはならない、という危機感を抱く経営者は少なくありません。


グローバルに事業展開している日本企業は、今、どうしている
のでしょうか?


PART1 地を這う覚悟はあるか

経営再建中のシャープが、インドネシアで気を吐いている実態
が報告されています。

 2億4000万人の人口を抱えるインドネシアは、

 今後の生命線と言える市場だ。テレビや

 冷蔵庫、洗濯機では、LG電子やサムスン

 電子といった韓国勢などのライバルを抑え、

 シェで首位に立つ。40年以上かけて築いた

 きめ細かな販売・サービス網が強さの理由。

 サービス拠点数366は、2位を100カ所以上

 引き離しての1位だ。

  (P.028)


シャープの直近の業績が公表されています。

 2014年3月期で3期ぶりに黒字化する見込みの

 シャープ。最悪期は脱したものの、厳しい

 状況は、変わらない。そんな中、年率20%

 以上の成長を続ける東南アジア諸国連合

 (ASEAN)事業は希望の光。

 2016年度に現状の2倍近い、売上高3000億円

 を目指す。

  (P.029)


アジア市場で勝ち残るためには、「ローカル・フィット商品」を
提供することです。日本市場での発想の延長では、うまく行きません。


例えば、こんな商品があるそうです。

 最近の例では、下部のスピーカー部分を

 筒状にして大型化した「IIOTO(いい音)

 アクオス」がある。大音響でテレビ番組

 を楽しむインドネシアの消費者向けだ。

  (P.030)


ASEAN事業の最高責任者、アジア・パシフィック代表・
常務執行役員の藤本登さんはこう語っています。

 「現地発のアイデアで製品を差別化

 しなければ、韓国や中国勢とは戦えない」

  (P.030)


中国勢のトップランナーであるハイアールを取り上げたことが
ありました。

世界に挑む「紅い旋風」 ハイアール 2014.03.17<1>

関心がありましたら、ご一読ください。


日経ビジネスが考える激戦地で勝ち残る経営とは――

 激戦地で勝ち残る経営。それが、アジア全体

 を母国市場として捉え、最優先に考える

 「アジアファースト」だ。

  (P.031)


PART2 もっと速く、深く、泥臭く

インドでホンダのシェアが拡大しているそうです。
牽引しているのは「アメイズ」というクルマだそうです。


インドで売れている理由が、「現地化」が進んでいる
からです。


「日本流をすっ飛ばす」


この言葉がすべてを語っています。

 まず飛ばしたのは日本の関与だ。

 従来であれば設計図面を引くのは

 栃木の研究所の役割だったが、

 アメイズではタイの研究所が担った。


 開発工程の順番も飛ばした。

 「この値段でやりたい」。アメイズの

 デザインや設計が固まらないうちに、

 高橋(尚男アジア大洋州四輪研究所社長)

 らはめぼしいアジアの部品メーカーに

 こう切り出した。
 

  (P.035)


バイク業界で、ホンダのライバルであるヤマハ
(ヤマハ発動機)は、「インド女性を助け、味方に」
しようと企てているという、レポートがあります。


インドはカースト制が残っているだけでなく、女性の
地位が低いという現状があります。


この現状を変えたい、とヤマハは考えているのです。

 「そこまでやるのかと言われるぐらい、

 事業のすべてのプロセスで女性に参画

 してもらう」とインド法人社長の鈴木

 啓之は言う。

  (P.037)


「インドの2輪車市場は2014年に前年比5%増の1500万台
を見込む」(P.037)ということです。


4輪と2輪という違いはありますが、インドという
異国の地で、日本企業同士の戦いは今後ますます激化
していくことでしょう。


次回は、「PART3 常識の逆に、活路あり」他を
お伝えします。






記事を読んで、面白かったら
ポチッとしてください。





★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

スポンサード・リンク
和佐大輔さんの価値の高い情報を、「無料」で手に入れませんか?
▼【無料プレゼント】売れるコピーライティングの極意



         
検索フォーム

プロフィール

藤巻隆

Author:藤巻隆
管理人の藤巻隆です。

以前、ジュゲムブログで、
同タイトルの
「日経ビジネスの特集記事」
を書いていました。

しかし、使い勝手があまり
よくなかったので、
FC2ブログで新たにスタート
することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
引越を行っているところです。

FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
なります。


2013年10月16日記す。

FC2カウンター

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ
にほんブログ村

スポンサード・リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ビジネス
527位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
132位
アクセスランキングを見る>>

アクセスランキング

スポンサード・リンク

銀座カラー

カテゴリ

サイト内ランキング



FXってそもそも何?

スポンサード・リンク



外為ジャパン

アマゾン・サーチボックス

スポンサード・リンク

だいぽん
抜群の安定性と爆発力を誇るアフィリエイトの 秘訣を徹底解説しています。 だいぽんさんが今も月500万~1000万くらい稼いでいる ノウハウです。 あなたも安定的な収入の柱を作りませんか?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。