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強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力 2013.12.23<3>

日経ビジネスの特集記事(37)

強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力
2013.12.23


地域に根ざし高収益

ドイツには大企業を下支えする中小企業がある
ことをお話しました。

この中小企業についてお伝えします。

ドイツ語で「ミッテルシュタント」と
呼ばれる中小企業は「経済の屋台骨」
と言われ、ポジティブな響きがある。
非上場の家族経営で歴史が長く、
地方に拠点があり地元の雇用を重視
する。小規模ながらオンリーワンの
技術を持つ、といったイメージだ。 

 (P.48)

中小企業の実態を表す、具体的な数値があります。

ドイツでは、中小企業の国内
企業数の99.5%、雇用者数の62.8%、
粗付加価値額(純付加価値に減価
償却を加えたもの)の53.8%を
占める(2013年の見通し)。

 (P.48)

日本はどうでしょうか。

日本では、中小企業が企業数の
99.7%(2009年の事業ベース)、
雇用者数の76.2%(同)、
製造業付加価値額の56.3%
(2011年)占めている。

 (P.48)

ドイツと日本の中小企業の数字を見る限り、大きな違いは
見当たりません。

ところが、2002年から2011年までの粗付加価値額の伸び率を
見ると、ドイツだけが製造業の付加価値額を大きく伸ばした
そうです。

一体どうしたのでしょうか。
理由があるはずです。

その理由には、主に3つが考えられるそうです。
日経ビジネスの見方は次のとおりです。

1つは、2002~05年にかけて
ゲアハルト・シュレーダー政権が
実施した労働市場改革。次に、
統一通貨ユーロ導入による域内
貿易の拡大。そして最後が、
中国向け輸出などに牽引した
リーマンショック後の早期回復だ。

 (P.48)

中小企業の中身をもう少し見ていくと、明確な
特徴があることが分かります。

ドイツでは中小企業のうち
「中企業」の数が多く、「少企業」
は収益性が高いという事実が読み
取れる。つまり、「層が厚い」
中企業と「儲かっている」小企業
が、「ミッテルシュタントが強い」
と言われる背景にある。

 (P.49)


メルケルの試練

今年9月末のドイツ連邦議会選挙で圧勝した
アンゲラ・メルケル首相は、無事に3期目を全うすれば、
12年間首相を務めることになるそうです。

2005年に首相となったので、2017年まで任期がある
ことになります。

日本の首相の短命さと比較すると、彼我の大きな違いを
感ぜざるを得ません。

盤石に見えるメルケル首相にもアキレス腱はあります。

産業界の最大の懸念が、法定
最低賃金の導入だ。ドイツは、法定
最低賃金を持たない、欧州でも数
少ない国の一つ。ドイツでは41の
業種が法律ではなく労使間協定に
よって最低賃金を決めてきた。

 (P.52)

法定最低賃金がないことは、ドイツの産業競争力の強さの
源泉の一つでもあった、ということです。


もう一つのアキレス腱は、ユーロ危機の解決だそうです。
ユーロ圏でのギリシャの存在は、欧州のリーダーである、
ドイツにとって頭痛の種です。

「ユーロの失敗は、欧州の失敗
を意味する」とも言うメルケルは、
「ユーロを維持する以外の選択肢は
ない」と固く信じ、加盟国を1つでも
脱落させないことを目標とする。

 (P.52)

ただし、厳しい条件を突きつけています。

「過重債務国が緊縮策や構造改革
を実行しない限り、支援すべきではない」
というメルケルの姿勢は、EUの南欧諸国
支援の基本姿勢になった。

 (P.53)

今回の特集は、とてもボリュームがありました。
通常、最大で25ページですが、29ページありました。
量質ともにあったのです。

もし、あなたが消化不良を起こしたとしたら、
その原因は私にあります。

十分に咀嚼して、お伝えできなかったことになるからです。

いかがでしたでしょうか。




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ユーロ終了のお知らせ?メルケル首相の続投で
ギリシャに与える影響とは?






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強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力  2013.12.23<2>

日経ビジネスの特集記事(37)

強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力
2013.12.23


無音工場の深謀

ドイツ車といえば、メルセデス・ベンツ、BMW(ビーエム)、
フォルクスワーゲン、そしてアウディ、さらにポルシェでしょう。

今年、フォルクスワーゲン・ゴルフが輸入車部門で、始めて
カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

品質が高く評価されたのです。


現在、BMWは新型車を生産しているそうです。
その製造現場からの報告です。

従来のクルマを、「エンジンをつけた
鉄の固まり」と表現するなら、この
工場で作るのは、「モーターを
つけた炭素の固まり」だ。BMWが
今秋から欧州で発売を開始した、
EV(電気自動車)「i3」である。
同社はこのEVで、クルマ作りの
常識を覆した。車体の主要素材を、
鉄から炭素繊維に変更したのである。 

 (P.37)


それだけではなかったのです。
炭素繊維を量産車の車体骨格に全面採用したのです。

炭素繊維はアルミより3割、鉄より
5割軽い。非常に高価なため、航空機や、
クルマではスポーツカーや超高級車で
部分的に使われているだけだった。
それをBMWは世界で初めて、量産車
の車体骨格に全面採用した。

 (P.37)


炭素繊維といえば、東レが世界的に有名です。
「日本発の技術であり、現在でも世界市場に占める
日本企業製品のシェアは高い」(Wikipediaの記事から)
のです。


ドイツ車は高級感があり、クラフツマンシップ(職人の技能)
があり、日本の「匠」に通じるものがあります。

日本でも人気の高いBMWは、どのような地位にあるのでしょうか?
その前に、ドイツ車は世界でどれだけのシェアを握っているの
でしょうか?

現在、世界のプレミアムカー市場の
約8割は、ドイツ勢が牛耳っている。
その中で、BMWはトップの座にある。

この強さを支えているのが、「走り」を
追求するブランドを、最先端の技術や
デザインで磨き続ける経営だ。i3は、
まさにその象徴である。

 (P.37)

ドイツにはアウトバーンという高速道路があります。
以前は無料だったそうですが、今は、有料ということです。

このアウトバーンで鍛えられたクルマの足元を支えるのは、
ショックアブソーバーであり、サスペンションです。

この部門でもドイツには素晴らしい技術を持った、世界一の
ショックアブソーバー・サスペンションのメーカーがあります。

それは、ビルシュタインです。スポーツカーや超高級車には
必ずと言ってよいほど、ビルシュタインのショックアブソーバー
や、サスペンションが使われています。

世界で最初にクルマを作ったのはドイツだ、という誇りが、
クルマ関連製品の高品質を維持しているのでしょう。


i3は、数多く売ることが目的ではないというのです。
BMWのブランド力を高める象徴として生産するためだ、
というのです。

i3の開発の目的は単にEVを
作って数多く売ることではない。
次世代の技術を惜しみなく投入
する先進性を通じて、BMWの
ブランド力を高めることにある。

 (P.37)

先にお話した炭素繊維についてですが、BMWは
ドイツの炭素繊維メーカーSGLカーボンと提携し、米国に
合弁工場を設立したそうです。

量産車とは言え、高価であることは間違いないので、米国市場
で販売していこうという意図が見えます。


米国で一定の地位を築いた、トヨタのレクサスはこの流れに
どう対抗していくのでしょうか。

豊田(章男)社長は2012年、レクサスを
自らの直轄事業とした。これまで、
レクサスはトヨタの一部門にすぎず、
一貫したブランド戦略が弱かったと
いう問題意識がある。創業家の一員
として、豊田社長は自らが先頭に
立ってレクサスに歴史を刻み込もうと
している。

 (P.38)

これは、トヨタの危機感を表す出来事だ、と捉えるべきです。

日経ビジネスは、このように述べています。

強い現場の力と技術主導の
商品戦略に頼ってきた日本の製造業も
ドイツに謙虚に学び、新たな成長モデル
として取り組むべきだ。

 (P.39)



「日本の逆」が生む革新

ドイツの底力を感じさせる秘密があります。
企業形態です。多数の中小部品メーカーが大企業を
下支えしているのです。

日本も同様です。企業の9割が中小企業です。
トヨタ自動車の膝元、豊田市は城下町を形成し、
「ケイレツ」という英語化した言葉に代表される
自動車生産の一大集積地となっています。

また、東京都・大田区や墨田区には中小企業が数多く
集まり、工業団地を形成しています。

その技術力は群を抜き、NASAの部品調達先と
なった部品メーカーもあります。
岡野工業です。


日経ビジネスは、ドイツに学ぶべき3つの流儀を
紹介しています。

「自主独立」「全体最適」「脱・タコツボ」
です。

革新の流儀01 ケイレツより自主独立

ボッシュというドイツのメーカーの名前を聞いたことはありますか。
私が知っていたのは、クルマのヘッドライトやフォグランプの
メーカーという程度でした。

記事を読んでいくと、すごい会社だということが分かってきました。

一例を挙げましょう。

ボッシュは、昨年の特許出願数で
フォルクスワーゲン(VW)を、国際特許
の出願数でもトヨタ自動車を上回る。

 (P.42)

ボッシュは、日本の部品メーカーとはかなり異なります。
それは株主構成です。

デンソーはトヨタが株式の22.3%
を所有する上場企業。一方、ボッシュは
株式の92%を創業者由来の財団が、7%
をボッシュ家が所有する非上場企業。
自動車メーカーとの資本関係は一切
ない。

 (PP.42-43)

ドイツと日本の違いは、「ケイレツ」の有無です。

ボッシュが自主独立しているのはなぜか、気になりますね。
日本と同様に「ケイレツ」であれば、安定した部品供給
が可能になります。

あえてそうした道を選択しない深い理由がありました。

世界のトレンドに合った製品を
開発するために、中立の立場を
利用して情報収集に力を注ぐ。
その情報を基に、顧客間で共通
するニーズを見いだし、先回り
して開発する。

 (P.43)

ドイツと日本でもう一つ異なるのは、ドイツに非上場の大企業が
多いことです。その理由は「外部の投資家からの圧力にさらされる
より、創業家など一族による安定した経営を好む傾向が強いから
だ」。(P.44)

革新の流儀02 カイゼンより全体最適

昔読んだ本の中に、次のような話が書いてありました。
「製造現場では3Sが求められる。3Sとは、Simplification(単純化)、
Standardization(標準化)、Specialization(特殊化、専門化)」

3Sは、製造現場に限定されることではなく、事務処理においても
有効な考え方です。物事を単純化し、だれでもできるようにマニュ
アルなどで標準化し、その上で、他社(者)が真似できないように、
専門化する。

ただ、カスタマイズは時間もコストも大幅にかかります。
その解決策をドイツは見つけたのです。

工作機械は、自動車から航空機、重電、
医療機器など多様な顧客ごとのカスタマイズ
が求められる。その都度設計し直していては、
時間やコストが大幅にかかってしまう。

このジレンマを解消したのが、プラット
フォーム化だった。

プラットフォームの設計や部品の標準化
には時間とコストがかかる。それでも、
一度決めたルールに厳格に従うことで、
個別の製品開発を効率化できる。

 (PP.44-45)

イニシャルコスト(初期費用)をケチらずに実行すれば、
その後のランニングコスト(維持費)は低く抑えること
が可能になります。

短期的視野で結果を求めるのか、長期的視野に立って経営
できるか、は経営者の考え方次第です。

革新の流儀03 産官学連携で「脱・タコツボ」

フラウンホーファー研究所という、欧州最大の研究所があるそうです。

フラウンホーファーはドイツに66の
研究施設を持ち、2万2000人の
従業員を抱える。

このフラウンホーファーが、
ドイツ企業の技術革新を陰で
支えている。

 (P.46)

ドイツでは、産官学連携が機能しているそうです。
その秘密の一つを見つけました。

ドイツでは、博士号取得後は
大学を出て、民間企業や国際的な
研究機関に就職するのが一般的だ。
教授に向かうキャリアパスとして、
大学外での実績が求められる。
一方、日本の大学では博士号取得後、
助手、准教授、教授といった具合に
内部昇格していく以外のルートは
限られる。そのため産業界との
人材の流動性が極めて低い。

 (P.46)

日本のシステムは「タコツボ」だ、ということです。
産業界との接点が少ないため、研究のための研究
で、産業化を視野に入れない研究で終わってしまう
危険性があります。それとコスト意識が希薄になる
という弊害もあるでしょう。


今回の結論として、日経ビジネスは次のように伝えています。

「自主独立」「全体最適」「脱・タコツボ」の
3つから浮かび上がるのは、多様な情報
を集め、分析し、進むべき道を自ら決断
しているドイツの産業の自律性の高さだ。
対する日本企業は現場の力に頼った部分
最適の経営に陥りがちだ。

 (P.46)



次回は、「地域に根ざした高収益」他についてお伝えします。





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ボッシュ 自動運転の取り組み






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強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力 2013.12.23<1>

日経ビジネスの特集記事(37)

強さの秘密 ドイツ ワーゲン、BMW、ボッシュの革新力
2013.12.23


不屈の「メルケル」と「ゴルフ」

ドイツと日本には共通点が多くあります。
まず、ともに敗戦国でありながら、奇跡的な復活を遂げた国であること。

製造業を中心に、自動車産業などの強い産業基盤があること。

大多数を占める中小企業には、高い技術力をもった
「マイスター(匠)」がいること。

製品の品質が高いこと。

国民気質が似ていて、勤勉であること…。


2014年、サッカーのワールドカップがブラジルで開催されます。
日本代表の多くは、海外でプレーしています。
特に多いのは、ドイツのブンデスリーガーと呼ばれる、
ドイツリーグでプレーしている選手たちです。

主な選手を挙げると、岡崎選手、清武選手、吉田麻也選手、
長谷部選手です。今は、イングランド・プレミアリーグの
超名門クラブ、マンチェスター・ユナイテッドでプレーする
香川選手も、移籍前はドルトムントに在籍していました。

なぜ、ドイツのクラブが日本人を採用するのでしょうか?
以前、この点について書かれていた記事がありました。

その記事によると、およそこのような内容でした。

「日本人はドイツ人に似て、練習も真剣にこなし、手抜きを
しない」

ちなみに、FIFA(国際サッカー連盟)のランクで、
ドイツは、スペインに次ぐ2位です。優勝候補の一角です。


ドイツの強さの秘密を見ていくことにしましょう。

日経ビジネスによると、ドイツの強さのキーワードは、
「メルケル」と「ゴルフ」です。

2012年の経常黒字額は中国を抜きトップだ。
メルケル首相の下、ドイツは世界最強の
黒字大国となったと言ってもよいだろう。

自動車産業を中心に、イノベーションを
生み出す産業力を復活させたのである。

 (P.28)

「メルケル」と「ゴルフ」。それは一度は
病人として床に伏せたドイツが、再び強く
なった象徴だ。

 (P.29)

日本にとって、ドイツはどのような存在でしょうか。

時に学び、時に教え、競い合ってきた日本
の「最強のライバル」。

 (P.29)


ルールを変える執念


勝利を収める方法には、3つあると思います。
1つ目は、ブルーオーシャンで戦うことです。

ライバルがほとんどいない場所で、勝負すること。
ライバルの多いレッドオーシャンで戦ってはいけません。

孫子は、「戦わずして勝つ」のが最高の戦いである、と
喝破しています。


2つ目は、ルールを変えることです。
柔道やレスリングを見れば、理解できるでしょう。
日本のお家芸である柔道やレスリングが強すぎたため、
国際柔道連盟や国際レスリング連盟は、ルールの変更を
頻繁に繰り返してきました。
その結果、柔道は弱体化しました。レスリングはギリギリ
のところで踏みとどまっています。

自動車レースもそうですね。アイルトン・セナの全盛時、
マクラーレン・ホンダは圧倒的な強さを発揮しました。

そのため、レギュレーション(ルール)の変更が行われ
ました。その後、優勝するクルマは変わってしまい
ましたね。


3つ目は、高い参入障壁を設定することです。
門前払いし、チャンスを与えないことです。
閉鎖性が、障壁を設定した側に有利に働くのです。

さて、フォルクスワーゲン(VW)・ゴルフ。
どこがすごいのでしょうか?

ドイツ流モノ作りの粋を、ゴルフに詰め込んだ。
その神髄とは何か。VWの開発担当取締役、
ハインツ-ヤーコブ・ノイサー氏に聞くと、
「プラットフォーム戦略だ」と言い切った。
それは、基本的なクルマの構造=プラット
フォームを複数の車種で共有する戦略のこと。

 (P.31)

これだけでは、今ひとつ分かりにくいと思います。
次の記事をご覧下さい。

プラットフォームを「車台」ではなく、クルマを
機能や部位ごとに分けた部品の集まり「モジュール」
として再定義。ブロック玩具の「レゴ」のように、
モジュールの組み合わせを変えれば多様なクルマを
作れるようにしたのだ。

 (P.31)

VWは傘下にアウディやポルシェを持っています。
大衆車からプレミアムカー、スポーツカーまで
取り扱っています。

プラットフォームによってこれらのグループを
網羅しようとしているのです。


日経ビジネスは、自動車産業の歴史には3つの転換点が
あった、と指摘しています。

ガソリン車の発明がクルマ革命の
「第1の波」とすれば、大量生産を確立した
「T型フォード」は「第2の波」、大量生産に
柔軟性を加えたトヨタ生産方式が「第3の波」
だろう。
VWの仕掛けたモジュール化が成果を出し、
ライバルたちもその流れに乗った時、それは
クルマ作りの「第4の波」となる。
今、自動車業界は、その歴史的転換点にある。

 (P.35)



次回は、「無音工場の深謀」他についてお伝えします。





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最新&最高の技術を重ねた走りの良さと高質感
VW ゴルフ7 TestDrive






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禅と経営 一流が実践する仕事の法則 2013.12.16<2>

日経ビジネスの特集記事(36)

禅と経営 一流が実践する仕事の法則
2013.12.16


ジョブズの禅的名言

スティーブ・ジョブズが日本文化に強い関心を
寄せていたことは有名な話です。

そうしたエピソードは、2分冊になった伝記の中でも
書かれています。

スティーブ・ジョブズ I ウォルター・アイザックソン

スティーブ・ジョブズ II ウォルター・アイザックソン

日本の禅の考え方に共感し、彼の「作品」にも反映させて
いきました。

iPod、iPhone、iPadの一連の彼の「作品」は、実にシンプルな
デザインと機能性が見事に一体化しています。

無駄を極力排除しています。

そうしたことでシンプルさと使いやすさ(機能性)を両立
させているのです。

「禅」という字は、ころもへんと単というつくりで
構成されています。「単純(シンンプル)」に示すことです。

ジョブズは時に、わがままで、癇癪(かんしゃく)を
起こすことが、少なくありませんでした。

また、体制(大人の常識)への反骨精神は強烈なもの
でした。

そうした子供っぽさ、純粋さはジョブズのファンにとっては、
堪らない魅力の一つだったのです。


インド哲学からやがて日本文化へ強い関心を示し始め、
禅に傾倒していったのです。

晩年のジョブズの容貌は宗教家のようでした。

ジョブズと同じ年(1955年)に生まれた私は、ジョブズを
誇りに思います。


さて、ジョブズはプレゼンの名手であり、スピーチの名人
でもありました。

ジョブズの禅的な言葉が残されています。

If today were the last day of my life,

would I want to do what I am about to

do today?

(今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしている
ことをやりたいか?)(訳文 P.39)

難解な単語は一つも使っていませんね。
それでいて、内容は深い。
簡単に答えは出ません。

このジョブズの自分の人生を暗示するような言葉は、
YouTubeでジョブズの生の声でぜひ、確かめてください。
このブログの最後に掲載しました。

ジョブズのゆっくりとした語り口と言葉に酔いしれる
ことでしょう。


ジョブズのもう1つの言葉は、2005年のスタンフォード大学
の卒業式にゲストスピーカーとして呼ばれ、スピーチした
中で、発せられた言葉です。

Stay hungry. Stay foolish.

(ハングリーであれ、愚直であれ)

文法的には間違いです。

Stay hungrily. Stay foolishly.

です。

でも、こうして並べてみると、

Stay hungry. Stay foolish.

のほうが、インパクトがあり、言葉の力(言霊)がこもっています。
ダイレクトに伝わってきます!

名スピーチと言われています。スピーチの最後に出てきます。
しかも、3回繰り返されています。強調したかったのです。



日経ビジネスによれば、禅の修行観には次のようなものが
あるそうです。

精神的に“ハングリー”な状態が続き、
結果として、さらに上を目指して
“愚直”に努力する。これもまた、
曹洞宗の修行観と言えよう。

 (P.39)



禅プロダクツ最前線

2020年に東京オリンピックが開催される
ことが決定し、旅行業界、航空業界、ホテル業界などは
外国人観光客の獲得に今から火花を散らしています。

日本の「お・も・て・な・し」をいかに提供するか、
知恵を絞っています。

東京・紀尾井町のホテルニューオータニ東京には、
「メインロビーの向こうに『水の流れ』を表現した
日本庭園」(P.40)があるそうです。

ラウンジのカーペットは、龍安寺の石庭を彷彿させる
渦巻き模様が施されているそうです。

外国人観光客に、日本に滞在してもらい、「非日常」を
感じてもらうのが目的でしょう。


記事を読んでいて、驚いたことがありました。

フランスではZENは当たり前

だというのです。


もう30年近く前に読んだ本(タイトルや著者は思い出せ
ません)の中に、次のような内容が書かれていました。

「日本人は、『間(沈黙)』の間に言葉がある。
ところが、フランス人は、言葉の間に『間(沈黙)』
がある」

これはどういうことかと言いますと、
日本人は少ない言葉で話し、言外に意味をもたせる。
そこまで言わなくてもわかるでしょということです。
ここから「以心伝心」が出てきます。

一方、フランス人は議論好きですから、話し続けます。
ひと通り話し終わったら、ほんの少しだけ「間(沈黙)」
を置き、また話し始める。延々と続くのです。

私は、日本人とフランス人は対照的だと思うのです。
この点においてですが。


日本には短い言葉で、情景や音を表現できる素晴らしい
芸術があります。それは俳句です。

五・七・五のわずか十七文字の中で、空間や時間を
表現できるのです。ツイッターの140文字(以内)は
問題外ですね(笑)。

古池や蛙飛び込む水の音



五月雨をあつめて早し最上川

の句で有名な、松尾芭蕉は見事に情景と音を表現して
います。


「古池や蛙飛び込む水の音」は、シーンと静まり返った
場所で、古池に飛び込んだ蛙(かわず)の音が響き渡る
というもので、静寂から澄み切った音の広がりへの変化
が感じ取れます。見事ですね。


俳句は、私が知るかぎり、最も少ない言葉で表現する、
世界でも類を見ない、芸術だと思います。


漢詩(中国の詩)に五言絶句(七言律詩もありました)
があります。

高校時代に習い、今でも覚えているのは、

春眠不覚暁、処処聞啼鳥、夜来風雨声、花落知多少
(孟浩然)


(春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の声、
花落つることを知んぬ多少ぞ)

これは素晴らしい漢詩ですが、二十文字です。
俳句のほうが文字が少ないですね。


禅的なものとして、日経ビジネスはこのようにも説明して
います。

「カタチから入る」のも実は
禅の考え方の1つであり、時代の
流れに寛容なのも「禅的」と
言えるかもしれない。

 (P.41)


今回の特集は、私にとっては、いろいろなことを
じっくり考える時間を与えられるものでした。

あなたはいかがでしたでしょうか?

そうそう、ジョブズの動画はぜひ忘れずにご覧になって
くださいね!





記事を読んで、面白かったら
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Steve Jobs' 2005 Stanford Commecement Address


Steve Jobs - Inspirational Speech
"If today were the last day of my life"








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禅と経営 一流が実践する仕事の法則 2013.12.16<1>

日経ビジネスの特集記事(36)

禅と経営 一流が実践する仕事の法則
2013.12.16


禅こそビジネスの流儀

日経ビジネスの今週のテーマは、「禅と経営」です。
「禅」と「経営」とは、一見すると相容れない概念のように、
思われますね。精神世界と数字の世界。

しかし、今、一流と言われる人たちが、禅に強い関心を
寄せているそうです。

鎌倉や室町時代、武士層の圧倒的な
支持を得て普及した禅は、時代を超えて
権力者やビジネスパーソンの心を捉えて
きた。

 (P.28)

そもそも「禅」とは何か? 私も詳しくありません。
日経ビジネスの記事を見てみましょう。

インドに生まれた達磨大師が中国で
興した禅は、中世日本の武家社会で
花開いた。

宮本武蔵、世阿弥、三遊亭圓朝、
川上哲治らは、善の力を活用し、
偉業を成し遂げた。

 (P.30)

もう少し、「禅」について、専門家に語ってもらいましょう!

花園大学学長で龍雲寺前住職の
細川景一師は、「禅の修行では従来の
価値観をいったん壊し、ゼロ(無)
から出発する。物事を考える際、
1+1が0であったり、2+3が7や
10であったりと自由な発想が生まれ、
そこに無限に広がる可能性が出てくる」
とする一方で、「坐禅中に眠気や惰気
を振り払うため、股に錐を刺したという
話もある。禅は自分との戦いであり、
厳しい忍耐力と強い意志力が養われる」
と語る。

 (P.30)

私には、とても修行に耐えられそうにありません。
ただ、精神を鍛えるという意味で、そうした考え方は
大切だな、と考えてはいます。実行はできません。

今、なぜビジネスパーソンが、「経営禅」「早朝禅」
「週末禅」などの坐禅会に参加するのでしょうか?

「日々の仕事に向き合うことが
明日につながる」という理念が、変化の
スピードが速い現代社会を生きる
ビジネスパーソンの心をつかんでいる。

 (P.31)

無線操縦ヘリコプターでは世界のトップメーカーである
ヒロボーの松坂晃太郎社長のケースをご紹介しましょう。

松坂社長の禅的社員教育は
すさまじい。社内イベントとして
年に2回、瀬戸内海地方を寝ずに
歩く「100kmウオーク」を企画した。
30時間かけ、一気に歩き切る。

 (P.32)

果たして、この企画は成果を生んだのでしょうか?
驚くべき成果をもたらしました。

100kmウオークの参加者からは、
次々と斬新な商品企画が出てくる
ようになった。
「何よりも社員の目が輝き出した」
(松坂社長)。

 (P.32)

私も似たような経験をしたことがあります。
さすがに、100kmウオークではありませんが。

遠い昔の話ですが、神奈川県横浜市内の中学校から、
東京都大田区内の中学校へ転校しました。

その中学校に「鎌倉六万歩」という全校行事が
ありました。

鎌倉から学校までの約40kmを寝ずに歩くのです。
今でも覚えていますが、完歩した後、眠気と疲労で
帰宅後、バタンキューと寝てしまいました。

この時の経験が今でも生きていて、速く長距離を
歩くことができます。自信になっているのです。

肉体だけでなく、精神を鍛えることができたのです。

会社は修業の場である

京セラを世界的な企業に育て、京絵破綻した
JAL(日本航空)を1年で黒字化させた、
現代の名経営者の一人と言われる人物がいます。

ご存知のように、稲盛和夫さんです。

稲盛さんの本
生き方―人間として一番大切なこと 稲盛 和夫
などに書かれていることですが、成功方程式を説いています。

人生・仕事の成果=能力 ✖ 熱意 ✖ 考え方

簡単に説明します。

3つの項目は掛け算であることに注意してください。
能力と熱意は0から100まであります。
ところが、考え方には‐100から+100まであります。

一人は、能力が70、熱意が60、考え方が利己的で、協力しない
ため-20とします。(A)
もう一人は、能力は50、熱意は80、考え方は協力的で、
労を厭わないため60とします。(B)

この二人では、どちらが上だと思いますか?
(A)は能力も熱意も高いですが、考え方が間違っているため、
掛け算で大きなマイナスとなってしまいます(-84,000)。

(B)は(A)より能力は劣りますが、熱意も考え方も上回って
います。掛けあわせた数値は240,000になります。

つまり、(B)のほうが優れていると判断されるということです。


稲盛和夫氏を慕う中小企業経営者の会・
盛和塾の会員は8000人を超え、“稲盛流”
は“稲盛教”とも揶揄される。

 (P.34)


稲盛さんは多くの後進に自らの経営哲学を伝えるため、
“稲盛流”の要諦を集約した「経営十二カ条」
「リーダーの役割十カ条」「六つの精進」などを示して
いるそうです。

この3つのすべてに共通する唯一の項目は、

誰にも負けない努力をする

です。

また、このようなことを述べたこともあります。

今日の成果は過去の努力の結果であり、
未来はこれからの努力で決まる。




次回は、「ジョブズの禅的名言」他についてお伝えします。





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京セラ・稲盛名誉会長インタビュー(上)


京セラ・稲盛名誉会長インタビュー(下)









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年金はどこまで減るか 知っておくべき10の現実 2013.12.9<2>

日経ビジネスの特集記事(35)

年金はどこまで減るか 知っておくべき10の現実
2013.12.9


年金の現実

来年4月から消費増税が実施されます。建前は、社会保障
の財源確保ということになっています。

現実にはどうなのでしょう。

1つはっきりしているのは、将来の年金受取額が減る、
ということです。

日経ビジネスは、今回、この年金が減るということを
前提に、10の現実を提示しています。

あなたはこの現実を見て、すでに対策を講じていますか?


10の現実を先にお伝えしておきましょう。

年金の現実10

現実1 30年後は2割減

現実2 「普通の世帯」でも先行き不安

現実3 「勝ち組」は準備に30年

現実4 高齢者の1/4は年収150万円

現実5 2030年に試練


現実6 完全移住は簡単じゃない

現実7 夢の南国生活 阻むのは円安

現実8 退職者6割が運用で損失

現実9 節約は手軽で堅実 一方で限界も

現実10 最善策は「働くこと」




第2回は、10の現実のうち、後半の5つを取り上げます。

ショックを受けないでくださいね。
私は開き直っています。



年金の現実06 完全移住は簡単じゃない

ここでは、都市部から田舎へ移住した人たちの例をご紹介しましょう。
終の住処と決めた人もありますが、一定期間経過後、都市部会へ戻る人
います。

都市部へ戻ると決めている中山和彦さん(78歳)のケース

大学教授だった中山和彦さん(78歳)は
12年前に(北海道の厚真町へ)移住した。
中山さんは「素晴らしい自然があるし、
住んでいる人たちもいい」とこの町での
生活が気に入っている。

にもかかわらず、中山さんは「何年か
したら東京に戻る」と心に決めている。

夫婦2人とも元気なうちは北海道でも
いいが、どちらかが病気で療養が必要
なった時などは、医療機関が充実し、
買い物などがしやすい町田市の自宅に
帰ろうと考えているのだ。

 (P.41)

永住するには、改めて健康であることが大前提である、ということです。


年金の現実07 夢の南国生活 阻むのは円安

アベノミクスの原動力となっているのは「円安」です。
自動車業界や装置製造などの輸出産業にとっては、追い風になっています。

企業業績が好調で、日本を牽引していると言ってよいでしょう。
その一方で、食の原材料の自給率は低く、輸入に頼っています。

この円安が移住に影を落としています。

(マレーシアの)クアラルンプールで
日本人が快適に住めそうな物件は月2500
リンギット(7万9000円弱)が相場の下限。
円安と物価高のダブルパンチで、家賃が
円換算で10万円を超える物件も増えている。

 (P.42)

海外の医療費は高い、という点も注意が必要です。

日本の住民票を抜いて非居住者
になると、日本の健康保険を使
うことができなくなる点にも
注意が必要だ。海外では日本語が
通じる病院そのものが多くなく、
診療費も高い。

 (P.42)

日経ビジネス取材班は、このようにまとめています。

①よほど現地での暮らしが好きで、
生活水準も合わせられる②月30万円を
上回るような十分な収入がある③短期
滞在を繰り返す場合、日本での拠点が
ある――といったケースでなければ
海外暮らしの利点は享受しにくい。
そうでない場合、老後不安への処方箋
にはなりにくいだろう。

 (P.42)


年金の現実08 退職者6割が運用で損失

アベノミクスと米国景気の好調を好感して、
日本株の上昇が目立ってきています。

この流れを受けて、株式投資や投資信託へ資金を移そうとする人は
増加傾向にあります。

しかし、プロでも読むことが難しい相場を、素人が簡単にうまくいく
理由はありません。短期的にプラスになっても、10年以上の長期に
わたって資産を大きくするのは、容易なことではありません。

フィデリティ退職・投資教育研究所が
行ったアンケートでは、シビアな現実が
現実が浮かび上がる。ちょうさによると、
70代の中で、資産運用で利益を出している
人はわずか2割程度。後はトントンの水準の
人が2割、損失を抱えている人が6割に上る。

 (P.43)

今まで経験したことがない人が、高齢になって金融商品に
投資するのはリスクが大きすぎるのです。


年金の現実09 節約は手軽で堅実 一方で限界も

年金の受取額が減ることは、ほぼ確実となった以上、
普段の支出を見直し、節約を心がける気持ちは大切ですが、
これが意外に簡単なことではないのです。

もし、予想以上に取り崩しが早く
進みそうだったら対策を考えなければ
ならないだろう。車を手放す、旅行を
控える、場合によっては引っ越して
生活サイズを縮小し、支出を抑えな
ければならない。

 (P.44)


しかし、節約には限界があることを頭に入れておかないと、
いけません。


年金の現実10 最善策は「働くこと」

日経ビジネスは、年金の現実10で最善策を提示します。
結局、働けるうちは「働くこと」が最善策だということです。

ハッピーリタイヤ出来る人は、ほんの一握りに過ぎないという
のが、厳然とした事実なのです。

最後の切り札は何か。健康であるならば、
最も確実でリスクが小さいのは
やはり働き続けることだ。

 (P.46)


日本の生産年齢人口は今年3月末時点で
8000万人を割り込んだ。この生産年齢
人口の定義は「15歳から64歳まで」。
65歳以上は「非扶養人口」、つまり
養われている人たち、というわけだ。

 (P.47)


死ぬまで働き続けるしかないというのは、哀しいですね。
長生きするということは、大きなリスクを負う、
ということなのです。





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年金支給額が減額・・・
受給者からは"怒りの声"(13/10/01)









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年金はどこまで減るか 知っておくべき10の現実 2013.12.9<1>

日経ビジネスの特集記事(35)

年金はどこまで減るか 知っておくべき10の現実
2013.12.9


年金の現実

来年4月から消費増税が実施されます。建前は、社会保障
の財源確保ということになっています。

現実にはどうなのでしょう。

1つはっきりしているのは、将来の年金受取額が減る、
ということです。

日経ビジネスは、今回、この年金が減るということを
前提に、10の現実を提示しています。

あなたはこの現実を見て、すでに対策を講じていますか?


10の現実を先にお伝えしておきましょう。

年金の現実10

現実1 30年後は2割減

現実2 「普通の世帯」でも先行き不安

現実3 「勝ち組」は準備に30年

現実4 高齢者の1/4は年収150万円

現実5 2030年に試練


現実6 完全移住は簡単じゃない

現実7 夢の南国生活 阻むのは円安

現実8 退職者6割が運用で損失

現実9 節約は手軽で堅実 一方で限界も

現実10 最善策は「働くこと」




第1回は、10の現実のうち、前半の5つを取り上げます。

ショックを受けないでくださいね。
私は開き直っています。



年金の現実01 30年後は2割減

30年後のことを考えても仕方がない、と思われる人も
いるでしょう。

現在、35歳の人が働き続け65歳で退職するとします。
その30年の間に何らかの対策を講じないと、年金
だけでは生活することが難しくなるかもしれません。

30年間には物価の上昇は確実にやって来ます。
一方で、年金支給額は減るのです。

厚生労働省は2004年の年金法改正の際に、
賃金や物価の動向とは別に、働き手の減少に
応じて強制的に年金支給額を減らすルールを決めた。
この国は、少子高齢化で生産年齢人口が減少する
時代に突入している。このルールにのっとれば、
支給額は歳を重ねるに従って減少していく。

 (P.30)




年金の現実02 「普通の世帯」でも先行き不安

ここから日経ビジネス取材は、実例を紹介しています。
千葉県に住む大久保亨さん(59歳、仮名)のケースを
見てみましょう。

地方公務員だった大久保さんは昨年、
30年以上続けてきた仕事を早期退職した。
公務員改革の一環で退職金が年々減少している。

退職金は2900万円だった。住宅ローンの残債
1600万円を支払ったので、1300万円が残った。
現役時代の貯蓄は、ローンの支払いに充てた
ため、ほとんど残っていない。

65歳以上になると月の収入は年金のみとなり、
月23万円の生活がスタートする。

 (P.32)

一番不安になることは、自分や妻が病気になった
時の医療費や介護費用はどうするかです。

1つの結論は、以下のとおりです。

ある程度の金額をもらえても
年金だけで乗り切るには不十分ということだ。

 (P.33)




年金の現実03 「勝ち組」は準備に30年

兵庫県に住む田中陽一さん(60歳、仮名)の
ケースを見てみましょう。この人の場合、かなり余裕があり
そうに見えます。

大手メーカーで電子デバイスの研究開発職
に就いていた田中さんは、そのメーカーを早期退職後、
地方のベンチャー企業から声がかかり、現在も仕事を
続けている。

1億円で購入したマンションの住宅ローン5000万円は、
繰り上げ返済を7回繰り返して5年前に完済。収入の
ほとんどは生活費に充てられる。

 (P.34)

田中さんが資産を残すことができた理由が2つあるそうです。

1つは、米国赴任中を除き、一貫してクルマ
を持たなかったこと。クルマを持つと、
買う費用やガソリン代に加えて毎年
自動車税がかかり、定期的に車検代も
必要になる。

もう1つは、子供にお金を使わなかった
ことだ。3人の子どもたちは、小学校
から大学まですべて公立に通わせた。

 (P.34)




年金の現実04 高齢者の1/4は年収150万円

65歳以上は、高齢者と定義されます。
私も、東京五輪が開催される2020年には65歳になります。
高齢者と言われるのは嫌ですが、すでに定義がある以上、
高齢者の仲間入りです。

現在、65歳以上の人たちの年収はどの程度なのでしょう。

厚生労働省の統計があります。

厚生労働省の統計では年収が100万円以下の
高齢者世帯は約15%。150万円以下まで
含めれば4分の1を超える。

これから年金の実質的な手取り額が
減っていくことを考えれば、この
所得水準にとどまる世帯は今後、
ますます増えていく公算が大きい。

 (P.35)



年金の現実05 2030年に試練

現在の制度は、約100年にわたって年金給付を
続ける仕組みということです。

本当にそんなに長期にわたって維持できる仕組み
なのだろうか、と思ってしまいます。

アベノミクスに助けられ、年金制度は
小康状態にあるように見える。だが、
本当の試練はもう少し後に訪れる。
恐らくは2020年東京五輪の熱狂が
過ぎ去った2030年~40年にかけてだろう。

 (P.37)

結局、年金支給年齢を上げるしか選択肢はなさそうです。

支給開始年齢の引き上げによる
給付総額の抑制だ。こちらは現実味がある。
実は、現在進んでいる年金改革は、まさに
支給開始年齢に焦点が当てられようと
している。

 (P.39)


年金問題は避けて通れない大きな問題です。

もしあなた個人で商売をしていて、大きな収入を得ていても、
支払ってくれる人がいなくなったら、どうしますか?

BtoCの企業もそうです。
コンシューマ(消費者)が減ってしまうと、収益に大きな
影響を受けます。

消費増税が実施される2014年4月以降の消費の動向に、
注目するべきだと思います。

買い控えは確実に起こると思います。

現時点でも、決して「景気がいい」と実感できていない
からです。



次回は、「年金減でも豊かさを」他についてお伝えします。





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年金支給額が減額・・・
受給者からは"怒りの声"(13/10/01)









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東電解体 議論は尽くされたのか 2013.12.2<3>

日経ビジネスの特集記事(34)

東電解体 議論は尽くされたのか
2013.12.2


電気料金半減の条件

2014年4月から消費増税が行われます。

その前に公共料金の値上げが目白押しで、私たち庶民にとり、

一段と生活が厳しい環境にさらされます。


不満ばかり言っていても、何ら解決にはならないので、自衛策

を講じなければなりません。


ある人がお金の使い方には3つある、と言っていました。

「消費」「投資」「浪費」ということです。

「消費」は生活する上で、欠かせないものへの支出。

「投資」は積極的にお金を増やすためにリスクを負うということ。

「浪費」は生活する上で、不可欠ではないものへの支出。


ただ、「浪費」はついしてしまいがちですね。

そうかと言って「投資」にはゼロになったり、マイナスになる

可能性があり、どこまでリスクを負えるかが、ポイントになり

ます。

では、「消費」に手をつけるしかないことになります。

電気料金を安くするための一つの解答があるそうです。

「今夏の猛暑でも電気料金は半額

になった。4人家族ですが、エアコン

を切るような我慢はしていません」

オリックスグループらが設立した

ONEエネルギー(東京都港区)の

蓄電池レンタルサービスを利用して

いるのだ。

 (P.46)

これはどういう仕組みなのでしょう。

東京都の蓄電池への補助金

制度が適用されレンタル料金は月額2900円。

東電が今春に提供を開始した「半日お得

プラン」を使うと、昼間の電気料金は割高に

なる一方、夜間料金は安価になる。割安な

夜間に蓄電池へ電気をため、割高な日中は

蓄電池の電気を使う。

 (P.46)

このケースに似たものは、日産自動車の電気自動車、リーフ

を使い、夜間に電気を備蓄し、その電気で昼間、自宅で使う、

というシステムがありましたね。


ただ、そのためにはリーフを購入しなければならないという、

「こちらが立てば、あちらが立たず」という二律背反があります。


蓄電池のケースでも、ハウスメーカーが蓄電池付きを売り物

にする建物の販売はありました。この場合でも、家の購入が

必須でした。


その点で、オリックスグループの試みは、レンタルサービス

にしたことに意味があります。普通に購入すると、蓄電池は

100万円以上するということですからね。


電気料金を下げるためには、参入障壁を下げることはもちろん、

公平さが求められます。大手電力会社は、もともと大型設備と

ノウハウを蓄積しているからです。


国は、ようやく新しい試みに着手しました。

第1弾として新規参入する事業者

なども送配電網を公平に利用できるように

監視する「広域系統運用機関」を2015年に

設立。その後は電力大手が独占してきた

家庭などの小口需要家への小売事業を2016

年に自由化する。

 (P.47)



「減原発」の道しるべ

このブログのシリーズ第一回に、小泉元首相の

「反原発」発言についてお伝えしました。


その時、私は次のように感想を書きました。

「福島原発の事態の深刻さと使用済み核燃料の

最終処理場は、そう簡単には決められないという

実態を知ることになったからだ、と考えています。」


日経ビジネスが伝えるところでは、フィンランドの

使用済み核燃料の最終処理場を視察してから、

「反原発」へ気持ちが大きく傾いたということです。

フィンランド南西部のオルキルオト。

世界で唯一、着工している核のゴミ

の最終処理場「オンカロ」がある。

小泉純一郎元首相の「原発即時ゼロ」

発言は、ここへの訪問が発端になった。

 (P.49)

この施設で驚くべきことは、管理期間です。なんと、

10万年というのです。10万年ですよ!そこまで

誰がどうやって管理していくのか、考えてしまいましたが。

放射能が人類に影響を及ぼさない

レベルに低下するには10万年の時間が

必要とされる。

 (P.49)
 
この事実を知ると、日本の原発政策への不信感が募ります。


東電福島原発の事故処理だけでなく、日本全国で約50基ある

原発の使用済み核燃料の最終処理場の決定問題が一つ。

さらに、フィンランドのように10万年とまででなくとも、

相当の期間管理しなくてはなりません。


フィンランドで、こうした決定ができたのでしょうか。

同国で最終処理場を確保できた

背景には、国民の理解に加え、地震がなく

地盤が固いという地域特性もある。それを

知った小泉氏は「日本では無理」と痛感

したと語る。

 (P.49)

日経ビジネスはこのように結んでいます。

今度こそ原発を含め

エネルギーを巡る根幹の問題に

答えをだすべきだ。東電や原発

への対応はその試金石となり、

被災地の復興や東京五輪の成否

をも左右する。手遅れになる前に、

タブーなき議論を始めなければ

ならない。

 (P.50)


国民として、原発と使用済み核燃料処理について、

無関心であってはならない、とつくづく思いました。




核のゴミ最終処分場 フィンランド
隠された場所で10万年保存?







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東電解体 議論は尽くされたのか 2013.12.2<2>

日経ビジネスの特集記事(34)

東電解体 議論は尽くされたのか
2013.12.2


破綻、はなから棚上げ

税金を投入し、東電が実質的に国有化されました。

国有化されてことによって、東電は独自の施策を

行うことが困難になっています。


広瀬社長が、経済産業省や財務省、環境省さらに

金融機関の要求に右往左往する姿がよく見られる

ということです。両手両足を縛られ、身動きが

とれなくなっているのでしょう。


除染処理の問題一つとっても、一向に進んでいない

のが現状です。除染費用の予算を計上しても、未処理

のままになっている個所がかなりあるようです。


いったい国と東電はこれまでどうしてきたのでしょうか。

この1年近い時間とは一体何だったのか。

国民からの批判をかわしつつ、政府や東電

など利害関係者間の調整やタイミングを計

るのに費やされたと言っても過言ではない。

 (P.36)

日経ビジネスの指摘は、最初から決まっていたのだ、という

ものです。いわゆる「出来レース」ですね。

自民内からも「税金を投入する

なら東電を破綻処理すべきだ」(河野太郎・

衆院議員)との声が上がったが、その声は

かき消された。破綻の選択肢は「はなから

棚上げされた」(自民関係者)。

 (PP.38-39)


社内分社は甘すぎる

東電をどうするのか、という議論をする場合、日経ビジネス

取材班は、3つの案に大別できるといいます。

多様な案があるが、新しい組織

形態案は3つに大別できる。①社内分社案

②分割、売却案③法益整理案だ。

結論から言うと、日経ビジネスは社内分社

では不十分だと考える。なぜなら、国民負担

を少しでも下げる仕組みではなく、際限なく

税金をつぎ込む事態になりかねないからだ。

 (P.40)

他の案についてはどうでしょう。

社内分社の対極にあるのが、③の

法的整理案だ。

実現できない理由としてよく挙げられる

のが次の3つ。1つは金融機関などが

保有する4兆円ほどの社債の償還が優先

され、損害賠償費用などが払えなくなる。

払えたとしても手続きが変わり、賠償が

遅れる可能性がある。2つ目は電力の

安定供給が継続できない。3つ目は社内

のモラルが下がり、事業の担い手がいなく

なる懸念だ。

 (PP.41-42)

では、残る②の分割・売却案はどうでしょうか。

法的整理をしなくても国民負担を

減らせる可能性がある。参考になるのは

水俣病におけるチッソ方式だ。液晶事業が

安定した収益を稼ぎながら、水俣病患者に

巨額の賠償金を払い続けている。経産省も

一枚岩ではない。内部ではこれに近い案を

推す声がある。

 (P.43)
 
そこで、日経ビジネスは東電を解体すべきだと考えています。

国民負担や電気料金の引き上げ

などをおさえるためだ。現在、東電や

政府などで検討されている社内分社や

持株会社化は選択すべきではない。③

の法的整理で利害調整が難航し、事故

処理に支障を来すと考えるのなら、

②の分割・売却案を推したい。

一方、廃炉を担う組織のあり方はシンプル

に考えたい。

 (P.44)

では、廃炉関係について、日経ビジネスはどう考えている

のでしょうか。「シンプルに考えたい」とは?

廃炉は今後ビジネスチャンスが

広がる分野だ。日本には約50基、世界には

400基強の原発があり、いつかは廃炉になる。

日本が国家予算を投じて早くノウハウを積み、

世界的にその技術を生かすことを目指すべきだ。 

 (P.45)





東電、福島第1原発5・6号機の廃炉決定
11月中にも自治体に伝達(13/11/20)







次回は、「電気料金半減の条件」ほかについてお伝えします。





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東電解体 議論は尽くされたのか 2013.12.2<1>

日経ビジネスの特集記事(34)

東電解体 議論は尽くされたのか
2013.12.2


私たちは納得できない

東日本大震災に伴う、福島第一原発事故が起きてから、

2年9カ月が、たとうとしています。


最近では、ほとんど新聞や週刊誌、あるいはテレビで

扱われなくなってきました。


アベノミクスの熱気に浮かれ、やれ株価が上がっただの、

冬のボーナスが増えただの、来年の新卒者の求人が増えた

など、光の当たる部分を取り上げて景気が良くなったかの

ような印象を、国民に与えています。


2020年東京五輪開催決定が、さらに日本の実態を覆い

隠すような効果に拍車をかけたような気がしてなり

ません。


「本当にそうなのだろうか?」と疑問を抱いていたさなかに、

グッドタイミングで、日経ビジネスは「東電解体」という、

大胆な提言を出し、特集記事を掲載しました。

問題を解決し健全な電力市場を

作るには東電をどうすればいいか。

社内分社や持株会社化ではない。

解体の道を探るべきだ。

福島原発の現場や関係者の取材を通じ、

あるべき姿に迫った。

 (P.26)

このように、日経ビジネス取材班(以下、取材班)は、

「東電解体」というテーマに深く切り込んでいきました。



最近になって、政界を引退した小泉元首相の「脱原発」発言が、

論議を呼んでいます。現役の時には、小泉さんは原発推進派

だったはずです。

なぜ、180度転換してしまったのでしょうか。


私は2つの理由があると思います。

1つ目の理由は、「もう政治家ではない、一般人である」

という自己認識にあると睨んでいます。


政界に在籍していれば、こうした発言はなかなかできない

はずです。

自民党が一枚岩でないことを野党に追及されるからです。


もう1つの理由は、福島原発の事態の深刻さと使用済み

核燃料の最終処理場は、そう簡単には決められないという

実態を知ることになったからだ、と考えています。


小泉さんの発言は「これから日本で最終処分場のメドを

つけられると思う方が楽観的で無責任すぎる」というもの

でした。

原発が3基もメルトダウンし、放射能

汚染地域への立ち入り規制が何十年

続くか分からない。未曾有の大惨事

を経ても、重要問題について議論が

十分にされないまま、なし崩し的に

事故前の姿へ引き戻されようとして

いる

 (P.29)


汚染水、もれるため息

東電は、柏崎刈羽原発の再稼働を強く国に迫っています。

再稼働がないと、黒字転換できない、という実情があるからです。

安全よりも企業利益を優先するという、企業のエゴです。


今回、「東電解体」というテーマで、取材班は福島第一原発事故

現場へ足を運び、現場取材し、そこで働く作業員の人たちに

インタビューを敢行しました。東電本社の立場としては、

「嫌なこと」だったでしょう。腹を探られたくないからです。


取材班が現場を訪れて分かったことは、汚染水処理に携わっている

作業員の方たちの士気の低下と疲労感、そしてそれが原因で

起こったミスの続発でした。


取材班はこう伝えています。

防護マスクは視野を狭め、顔を圧迫する

からなかなか慣れない。休憩に戻る

免震重要棟はいまだに野戦病院の

ような状態で、車座では心身が休ま

らない。壁一面には日本全国、世界

各国からの寄せ書きがある。当初は

奮い立ったが、今は見慣れてしまった。

 (P.31)


心配なのは、現場で働く人たちの被曝状況です。

何年か経過した後、長期の大量の放射被曝が原因による、

甲状腺ガンなどの発症が懸念されます。


さらに、汚染水処理問題と最終的な廃炉に至るまで30年から

40年かかるとされています。その間に、熟練作業員を

長期的に確保できるのか、という深刻な問題があります。

タンクから汚染水漏れが見つかった

場合、いち早く駆けつけて作業に

当たるのは熟練作業員だ。そして、

累積被曝線量が限界値を超えると

現場を去っていく。

 (P.31)

現場の作業員の士気が低下する理由は、賃金の「中抜き」

という実態があります。

仕事内容によって異なるが

事故直後は3万~4万円の日当が出た。

今は民主政権での「収束宣言」や当時

より線量が下がったことなどを理由に

減額。さらに、下請けに委託するごとに

中抜きがあり、作業員Aさんが手にする

のは日給1万円前後だ。

 (P.32)

汚染水問題は相当深刻です。漏れた汚染水を集めて、

貯蔵すればそれでいい、というそんな単純なもの

ではないようです。

汚染水問題は根が深い。そもそも、

汚染水を生み出す地下水の流れが

いまだに解明されていないのだ。

 (P.33)

事故後、退職者は約1400人に達しているそうです。

ある東電関係者は、「30~

40代でMBA(経営学修士)を持っている

ような人材が真っ先に辞めた」と明かす。

原子力技術者からは「原子力ではない別の

キャリアを積みたい」という声も聞こえ

てくる。

 (P.34)

今後も大事故を防ぐ手立てが必要です。

現状を見ると、ゾッとします。



小泉元首相、横浜市内で講演
自らの発言に対する批判の声に反論(13/11/03)







次回は、「破綻、はなから棚上げ」についてお伝えします。





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藤巻隆

Author:藤巻隆
管理人の藤巻隆です。

以前、ジュゲムブログで、
同タイトルの
「日経ビジネスの特集記事」
を書いていました。

しかし、使い勝手があまり
よくなかったので、
FC2ブログで新たにスタート
することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
引越を行っているところです。

FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
なります。


2013年10月16日記す。

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