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アジアの苦悩 米中激突の最前線 2014.06.09 <2>

日経ビジネスの特集記事(60)

アジアの苦悩
米中激突の最前線
2014.06.09


今週の特集記事のテーマは

互いを必要としながらも牽制し合う米中二国が
パワーゲームを演じる時、その舞台となる
アジアには何が起こるのか

ということです。


PART2 華禍論より「自由の輪」

2014年4月1日から、消費税が従来の5%から8%に
税率が変更されました。


個人消費は、反動で回復していません。
消費者の選別する目は、一層鋭くなっています。


そうした環境のもとで、バナナは果物の中で
最も安い、と思います。


消費増税に伴い、便乗値上げしたバナナもあり
ますし、高級バナナもありますが、それでも安価な
果物だ、と思っています。


昔は、バナナのブランドは、ドール、チキータ、デルモンテ
の3つでした。最近では、ドールしか見なくなりました。
私だけが気付かないだけかもしれませんが。


バナナの話です。フィリピン産と台湾産があるますが、
フィリピン産が圧倒的に多いですね。


フィリピンにとって日本や中国は、バナナの輸出先として
極めて重要な存在です。


ところが、近年、異変の萌芽があるそうです。


 「日本は成熟市場なので出荷は安定的。

 期待しているのは需要が伸び続けている

 中国市場です」。全土のバナナ農園8万

 2000ヘクタールのうち50%以上を占める

 農園経営者28社が加盟するフィリピン

 生産者・輸出業者協会(PBGEA)の

 スティーブン・アンティグ事務局長は言う。
 

  (P.035)


出荷量ベースで、どのような比率なのでしょうか?


 同協会からの出荷量では、日本向けが

 首位で60%以上、次いで中国向けが

 12~15%を占める。ただし成長率の差

 は歴然としており、日本向けは年1~2

 %しか伸びていないのに対し、中国向け

 は年20~30%と急伸している。
 

  (P.035)

急伸する中国市場への輸出に期待していたPBGEA
は、冷水をかけられるような出来事に遭遇しました。
 


 2012年3月のことだった。

 ダバオ(ミンダナオ島)で積み込まれ、

 5日ほど海上を運ばれて中国・深セン港

 に着いた20トンのバナナが中国検疫

 当局から拒絶された。「害虫がいる」

 というのがその理由だった。


 以降、2004年から始まった中国向け

 輸出は急減速してしまった。

 2011年には64万トンにまで成長して

 いた。ところがこの中国当局の検疫

 強化で、2012年には43万トン、

 2013年には37万トンまで落ち込んだ。
 

  (P.035)


フィリピンは米国の古くからの同盟国の一つです。
フィリピンは今、板挟みにあっています。


「政治」と「経済」のはざまで、政治的に米国寄り
である反面、経済的には中国とのつながりも大切に
したい、という思惑が垣間見えます。


 「政治」は米国に近くても、中国の「経済」の

 恩恵を受けたい――。フィリピンのその願い

 を、少なくとも日本は「虫がいい」と笑うことは

 できない。それこそがまさに日本の基本戦略

 なのだから。
 

  (P.036)


下図をご覧ください。
アジア諸国は貿易で複雑につながっています。


大枠ではAPEC(アジア太平洋経済協力会議)
に、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドを除き、
大半の国が加盟しています。


ところが、その他に、
TPP(環太平洋経済連携協定)、
RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、
CICA(アジア相互協力信頼醸成措置会議)、
ASEAN(東南アジア諸国連合)、
日中韓FTA(日中韓自由貿易協定)
があります。


各国の思惑が、そのつながりの中で蠢いている
ように感じます。


この図をよく見ると、TPPを推進したい米国と、
RCEPを主導したい中国の、綱引きが行われて
いる様子が、浮かび上がってきます。


アジアに張り巡らされる「自由の輪」

(『日経ビジネス』 2014.06.09号 PP.036-37)



日経ビジネスは、この図を次のように解説して
います。


 アジアが中国の影響下に入ることを警戒する

 米国が、「軍事」だけでなく、「経済」面でも

 各国との連携を深めようとした結果、提案され

 たのがTPP(環太平洋経済連携協定)だ。

 一方で中国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)

 が提案するRCEP(東アジア地域包括的経済

 連携)という枠組みで経済の一体化を図ることを

 目指している。これらはともに互いの市場を開放

 しようという貿易自由化の枠組みであることに

 変わりはない。
 

  (P.037)


日本は米国主導のTPPと中国主導のRCEPの
双方に参加しています。米国と中国に板挟みと
なった日本の役割は小さくないと思います。


日経ビジネスが指摘する「自由の輪」がいつまで
自由で在り続けられるのか、は大きなテーマに
なってくる、と考えています。


最後に、マハティール・マレーシア元首相への
インタビューの内容を抜粋してお伝えします。


マハティール元首相 インタビュー
時間差の許されぬ世界へ



マハティール・マレーシア元首相

(『日経ビジネス』 2014.06.09号 P.040)



マハティール元首相は、中国の脅威は感じながら、
米国よりも中国寄りな考え方をしています。


 マレーシアは異なる3種の人種が融合して

 生活しています。中国系は経済的に豊か

 ですが、インド系、マレー系はまだ貧しい。

 我々は、貧しい者が豊かになり、富の

 分配という経済改革の過程にいます。


 また、マレーシアの産業は小規模です。

 我々は、彼らを守る必要があります。

 もし我々が国家をオープンにすれば、

 大規模な産業を持つほかのTPP参加国

 との競争に勝つことはできないでしょう。
 

  (P.039)



 TPPには中国が含まれていません。

 それはつまり、「中国に対抗する」という

 意味です。


 TPPに含まれていない中国はマレーシア

 にとって、大きな貿易パートナーです。


 中国がTPPに参加すれば、参加の必要

 性がより高まることになると思います。

 南米諸国やロシアなども含まれれば、

 さらに参加の必要性は高まるでしょう。

 政治ではなく、貿易なのですから、そこに

 は(地域の)すべての国が含まれ

 なければなりません。
 

  (P.040)



 我々は「対立」を好みません。「競争」は

 好みます。我々は「中国はそこにいる」

 という事実を受け入れなければなりません。


 中国が巨大な軍事力を築いていると見る人

 がいるかもしれませんが、豊かになれば

 当然のことです。
 

  (P.041)


米中二国のアジアにおける覇権争いを沈静化
させられるのは、日本しかないと思います。


できなければ、日本のアジアにおけるプレゼンスは
縮小し続けることでしょう。






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以前、ジュゲムブログで、
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することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
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FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
なります。


2013年10月16日記す。

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