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善い会社 2015年版 いま必要とされる100社ランキング 2015.02.09 <1>



日経ビジネスの特集記事(94)

善い会社
2015年版 いま必要とされる100社ランキング
2015.02.09



今週の特集記事のテーマは

会社とは何か。単なる「営利組織」という定義は、
もはや通用しなくなりつつある。
働き手、顧客、取引先、地域社会、投資家――。
多様な利害関係者のすべてに、持続的にプラスの
影響を与える組織。
いま必要とされるのは、利益の向上と社会への
貢献が一体化した「善い会社」だ。
その会社とはどこか
 (『日経ビジネス』 2015.02.09 号 PP.024-025)

ということです。




善い会社 2015年版 いま必要とされる100社ランキング

善い会社 2015年版 いま必要とされる100社ランキング

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 表紙)




今特集のスタートページ

今特集のスタートページ

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 PP.024-025)




第1回は、
「PROLOGUE ブラックにあらず 成長こそ『善』」
「PART 1 利益の追求が社会を『善く』する」の前半
を取り上げます。


第2回は、
「PART 1 利益の追求が社会を『善く』する」の後半
「社会悪との偏見 『善行』重ねて覆す」
を取り上げます。


第3回は、
「PART 2 今日から始める善い会社の作り方」
をお伝えします。




『日経ビジネス』が今回初めて実施した「善い会社」
ランキング。どのような基準で100社を選出したのか
大変興味がありました。


「善」の定義は4つです。
顧客に価値ある製品やサービスを提供する「善」
雇用を創出し、人々に安定した暮らしを提供する「善」
国を豊かにする「善」
株主に対する「善」
(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 P.027)


一言で言えば、ステークホルダー(利害関係者)に
対する「善」です。


本題に入る前に、スタートページの右側に掲載されている
ベスト20社をご覧ください。


「なるほど、あの会社は20位以内にランクインしているな」
「えっ!? あの会社は20位以内にランクインしていないの?」
と様々な印象を持たれることでしょう。



「善い会社」ランキング ベスト20社

「善い会社」ランキング ベスト20社

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 P.025)



見にくい箇所があるかもしれませんので、書き出します。

 1 ソフトバンク         70.7
 2 ファーストリテイリング   65.4
 3 キーエンス          65.2
 4 ファナック           63.9
 5 ヤフー             63.5
 6 イオンモール         62.4 
 7 楽天              61.9
 8 マニー             60.2
 9 日本たばこ産業       59.8
10 武田薬品工業        59.7
11 東海旅客鉄道        58.4
12 KDDI             58.2
13 ABCマート          58.0
14 住友不動産         57.9
15 ユー・エス・エス       57.8
16 アステラス製薬       57.7 
17 トヨタ自動車         57.5
18 SMC             57.3
19 ナカニシ            57.2
20 トレンドマイクロ        57.1

営業利益率/従業員増減/法人税額/株価変動率
の4つの指標に点数配分し、100点満点で、総合計を
ランキングしています。(詳細は本文の中で)




では、本題に入りましょう!


 PROLOGUE ブラックにあらず 成長こそ「善」 

先に4つの「善」についてお伝えしましたが、
配点はどのようになっているかがポイントです。


『日経ビジネス』の説明を読んでみましょう。



 営業利益率の指標には、 100点満点中40点

 を割り振った。顧客満足を測れるとともに、雇用

 や納税、株主への貢献の源泉となるからだ。

 残る60点は3項目に20点ずつ配点し、各項目

 でバランスよく貢献しているかを評価した。
 

  (P.027)


本業の儲けを示す「営業利益」を「売上高」で割った
ものが「営業利益率」です。


(参考)
営業利益 = 売上高 ー 売上原価 ー 販売費及び一般管理費
売上総利益(粗利) = 売上高 ー 売上原価
経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用


つまり、営業利益率に重点配分しているのです。




 第2位 ファーストリテイリング 
 ブラックにあらず 成長こそ「善」 


柳井 正ファーストリテイリング会長兼社長
は、こう語る。



 私が会長兼社長を務めるファーストリテイリングが

 「善い会社」ランキングで 2位となった。おまけに、

 社外取締役に名を連ねるソフトバンクが1位だ。
 
 率直にうれしい。

 ファーストリテイリングは数年前、インターネットや

 報道で「ブラック企業」というレッテルを貼られた。

 一方で今回のランキングでは上位をつけた。

 私は当社をブラック企業と呼ぶ人たちの方が

 間違っていると思う。


 当社には全世界に100社ほどの取引先がある。

 その一部の事象を取り上げて、全体に問題が

 あるかのように批判するのはおかしい。


 仮に過半数の社員が、「うちはブラック企業だ」

 などと考えるような会社なら、入社したいと思う

 人は一人もいないはずだ。取引先からも敬遠され、
 
 当社は存続できなくなっているに違いない。


 私にとっての「善い会社」とは、「長期的に成長し、

 収益を上げられる会社」だ。成長性と収益性が

 高ければ、顧客、地域社会、従業員、取引先、

 株主などすべてのステークホルダー(利害関係者)

 とウィンウィンの関係を結べる。その中でも最も

 重要なのが顧客だ。顧客が不在なら、そもそも

 ビジネスは成立しないからだ。


 成長性や収益性が高ければ、従業員や取引先は

 夢を抱くことができる。人々は勢いのある会社に

 ビジネスチャンスを見いだし、人、物、カネなどの

 経営資源が集まってくる。
 

  (PP.026-027)


柳井さんが述べていることは、経験の浅い経営者
にとっても「生きた教科書」として、とても参考になる
はずです。実績に裏打ちされた言葉だからです。
血肉となるはずです。


柳井さんの言葉を受けて、『日経ビジネス』は
次のように書いています。



 柳井氏が指摘する通り、企業はきちんと利益

 を稼いでこそ、ステークホルダーに「善」を届け

 られる。成長してこそ、より多くの者を幸せに

 できる。さもなければ、いくら高邁な理想を掲げ

 ても、その「善」は長続きしない。
 

  (P.027)



柳井 正 ファーストリテイリング会長兼社長

柳井 正 ファーストリテイリング会長兼社長

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 PP.026-027)






 PART 1 利益の追求が社会を「善く」する」の前半

 第3位 キーエンス 
 社会に付加価値を提供し事業を永続させる 

キーエンスという社名はあまり聞いたことがないかも
しれません。ですが、この会社は高収益企業として
知られています。


BtoC(消費者向けビジネス)企業ではなく、BtoB
(企業向けビジネス)企業であることと、メディアの
取材をほとんど受けてこなかったことが、一般に
あまり知られていない理由です。黒子に徹している
のです。



 ソフトバンク、ファーストリテイリングに続き、

 3位に入ったのがキーエンスだ。

 過去10期にわたって営業利益率40%以上を

 維持し続ける驚異的な収益力が、「善い会社」

 たる源泉だ。


 キーエンスの主力製品は工場の生産ラインで

 使われるセンサーなど。一般の人の目には

 触れない商材を扱っているのに加えて、メディア

 の取材をほとんど受けてこなかった。


 通常は立ち入ることが許されない顧客の生産

 ラインにまでズカズカと入り込み、不良品率削減

 など具体的なメリットを伴う改善策を提案する

 「コンサルティング営業」に特化している。


 製品競争力の高さも見逃せない。キーエンスの

 新製品には「世界初」「業界初」という言葉が頻出

 する。


 営業が集めてくる様々なニーズを、企画と開発

 部門が徹底的に分析して製品に落とし込む。

 「競争力のある製品以外はそもそも開発しない」

 (山本晃則社長)と明快だ。


 キーエンスの経営理念を知る必要がある。

 「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」、

 そして「会社を存続させる」だ。


 本業で付加価値を生み出してこそ、社会に

 役立つ存在になる。この考え方は、トップから

 現場まで浸透している。


 同社は付加価値を「粗利」(既出)と定義している。

 社員一人ひとりが自分の生み出す付加価値を

 計算しながら行動し、それが給与にも跳ね返る。

 組織と個人の目標が一致する仕組みになっており、

 その集合体として高収益企業が出来上がっている。
 

  (PP.028-029)



山本 晃則 キーエンス社長

山本 晃則 キーエンス社長

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 P.028)




キーエンスは技術力に加え、コンサルティング営業
によって他社との差別化を図っています。


キーエンスの製品は汎用品ではなく、個々の企業の
用途に最適な製品作りをしています。つまり、カスタ
マイズ製品です。ですから他社の追随を許しません。


汎用品では買い叩かれる可能性がありますが、
カスタマイズ製品ですから、高価格で販売できる
のですね。


その点が、キーエンスは「高収益企業」の秘密です。





 第58位 浜松ホトニクス 
 製品そのものが化学技術の発展に貢献 

大企業だけが「善い会社」なのでしょうか?
「そんなことはない」、と『日経ビジネス』は断言
しています。具体例があります。


浜松ホトニクスです。
「前人未到の先端製品の開発ばかりを手掛けて」
いる会社です。



 他社にまねのできない強みを武器に収益性を

 高めるという企業経営が、自然と様々なステー

 クホルダー、すなわち社会への貢献となる。

 
 もちろん、大企業でなくとも「善い会社」たること

 は可能だ。その好例が58位となった浜松ホトニクス

 だろう。

 「光」にまつわる研究と製品では、自他共認める

 世界一の技術力を持つ。

 素粒子ニュートリノの観測に成功した「カミオカンデ」

 など、その技術で幾多のノーベル賞につながる

 画期的な発見や発明を支えてきたことは有名だ。
 

  (PP.029-030)


研究者にとっても欠かせない存在となっていることが、
このエピソードからも読み取れますね。



 晝馬(ひるま)明社長は「我々の製品そのものが

 社会貢献。研究機関や医療機器などに使ってもらい、

 科学技術の発展そのものに貢献している。それが

 社員のプライドでもある」と言う。

 浜ホトが手掛けるのは、前人未到の先端製品の開発

 ばかり。完成までに5~10年以上かかることも珍しく

 ない。
 

  (PP.030-031)


「善い会社」は、社員が自社に誇りを持てることも
条件の一つと言えます。



 晝馬社長は「普通の会社の研究開発がヒットを狙う

 ライフルなら、当社は散弾銃。そちらの方向を向いて

 弾を撃つと、予想外のところで応用品が生まれる」

 という。「セレンディピティー」と呼ばれる考え方で、

 実際に人工衛星用カメラ向けに開発したTDI技術(註)

 が、バイオ分野研究に応用されるなど、様々な事例

 が生まれている。
 

  (PP.031-032)

(註)
「TDI(Time Delay Integration)とは、移動している対象を
積算しながら撮影するCCDの特殊な読み出し方式です」
浜松ホトニクス 公式サイト から



TDI技術

TDI技術




晝馬 明 浜松ホトニクス社長

晝馬 明 浜松ホトニクス社長

(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 P.029)




「善」の定義を確認しておきましょう。


「善」の定義は4つです。
顧客に価値ある製品やサービスを提供する「善」
雇用を創出し、人々に安定した暮らしを提供する「善」
国を豊かにする「善」
株主に対する「善」
(『日経ビジネス』 2015.02.09 号 P.027)





次回は、
「PART 1 利益の追求が社会を『善く』する」の後半
「社会悪との偏見 『善行』重ねて覆す」
をお伝えします。


ご期待下さい!






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以前、ジュゲムブログで、
同タイトルの
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を書いていました。

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FC2ブログで新たにスタート
することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
引越を行っているところです。

FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
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2013年10月16日記す。

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