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地方創世 1122社調査で見えた 日本を救う子宝企業 2015.03.09 <3>


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日経ビジネスの特集記事(98)

地方創世 1122社調査で見えた
日本を救う子宝企業
2015.03.09



今週の特集記事のテーマは

あなたは会社の同僚や役員に何人の子供がいるか
ご存じだろうか。
普通は知らない。ましてや会社の平均子供人数は
知るよしもないだろう。
人口問題は日本の危機であり、政府も出生率向上を
政策でうたい始めた。
企業も育児政策の充実を競うが、子供の数はほとんど
把握していない。
まさに、大事な観点が抜け落ちている。
本誌は日本で初めて、ある企業に勤めると何人の子供
を持てるか調査した。
発覚した事実は、都会の大企業よりも地方の中小企業
が多数産めること。
特に東京の大企業では育児しない男性が少子化に
拍車をかけている。
子宝企業を増やすには、地方創世を通じて産める環境
の拡充が急務だ
 (『日経ビジネス』 2015.03.09 号 P.026)

ということです。




地方創世 1122社調査で見えた<br />日本を救う子宝企業<br />2015.03.09

地方創世 1122社調査で見えた
日本を救う子宝企業
2015.03.09

(『日経ビジネス』 2015.03.09 号 表紙)




今特集のスタートページ

今特集のスタートページ

(『日経ビジネス』 2015.03.09 号 PP.026-027)






第1回は、
「PART 1 東京では1人しか産めない」
を取り上げました。


第2回は、
「PART 2 特別対談 弘兼憲史×青野慶久
イクメンは出世しない!?」
「ドイツ現地ルポ
世界は『真剣』に男を育児に駆り立てる」
を取り上げました。


最終回は、
「PART 3 『脱東京モデル』 コマツの挑戦」
をご紹介します。




今特集のキーワードは次の5つです。

 子宝率 
 男の育児(イクメン) 
 育児休暇 
 出生率 
 開業率 




では、本題に入りましょう!


 PART 3 「脱東京モデル」 コマツの挑戦 


大手建機メーカーのコマツの主力工場は石川県
小松市にあります。それでもコマツは、日本を代表
するグローバル企業として活躍しています。


本社はまだ東京にありますが、本社機能を徐々に
小松市へ移しています。


そう言えば、ユニクロを展開するファーストリテイ
リングの本社は、まだ山口県にありますね。


長年、東京一極集中を解消しようというスローガンが
掲げられてきましたが、一向に解消に向かう気配は
ありません。


掛け声だけで、実践されてこなかったからです。
国の中枢機能が東京に集まっているため、企業も
より東京に近い場所に本社所在地を置いてきました。


今や、インターネットをはじめ、IT(情報技術)は格段の
進歩を遂げ、瞬時に情報が駆け巡る環境にあります。
むしろ玉石混交の情報の嵐の中で、確度の高い情報
の見極めや、情報の取捨選択の重要性が高まって
きました。


ビッグデータ解析が脚光を浴び、活用されつつあります。
データセンターは東京にある必要性は全くありません。
複数箇所に分散させておくことが重要です。一箇所に
何らかの不具合や、サイバーテロによる被害を被る
ことがあってもバックアップ機能によって、被害を最小限
に留めることが可能だからです。


まして、多くの企業からデータ解析を依頼されている
わけですから、ことは重大です。


つまり、情報に関して、物理的な距離はほとんど解消
されたのです。インターネット上に公開されていない
機密情報はもちろんあります。


それでも書籍などで情報を得ることは可能です。
公開情報だけでも、90%はカバーしていると指摘する
人もいます。別に東京でなくても良いのです。


「特定機密保護法」*の施行によって、国民が知りたい
情報に国が障壁を設け、アクセスできなくしている感は
否めませんが・・・。

* 


 特定秘密の保護に関する法律(とくていひみつのほごに
 かんするほうりつ)は、日本の安全保障に関する情報の
 うち「特に秘匿することが必要であるもの」を「特定秘密」
 として指定し、取扱者の適正評価の実施や漏洩した場合
 の罰則などを定めた法律である。通称は特定秘密保護法。
 秘密保護法、秘密法などとも呼ばれる。

 2013年(平成25年)10月25日、第2次安倍内閣はこの法案を
 国家安全保障会議の了承を経たうえで閣議決定して第185
 回国会に提出し、同年12月6日に成立、同年12月13日に公布
 され、2014年(平成26年)12月10日に施行された。
 法施行5年後の見直し規定を盛り込んだ。
 

 特定秘密の保護に関する法律 (Wikipedia から) 



以上のコンテクストの中で、コマツを、『日経ビジネス』特集班
は「脱東京モデル」と位置づけ、詳しく解説しています。
コマツに触れる前に、石川県のある町について伝えています。



 川北町と聞いても、一般の読者にはあまりなじみが

 ないかもしれない。だが、全国の行政関係者にとって

 は目下、垂涎の的とされる街である。理由は明快。

 人口が急速に増えているからだ。


 人口は1980年の4256人から足元で6307人と1.5倍に

 増えた。
 

  (PP.040-041)



私ももちろん、川北町と聞いても知りませんでした。
人口の急増には明確な根拠がありました。
早い時期から対策を講じていたのです。



 川北町の前哲雄町長は「国が地方創生と言う

 20年以上も前から子育て支援に力を入れた

 結果だ」と振り返る。転機は1984年に旧松下

 電器産業(現ジャパンディスプレイ)の工場誘致

 に成功したこと。税収で自主財源が増えると、

 地域の住民に還元するため、社会福祉政策に

 お金を次々と回し始めた。

 子供と高齢者の医療費は無料。水道料金は

 月間10トンまで無料。保育料と国民健康保険税

 は県内最低水準。


 もともと川北町の優位性は2つある。

 1つ目は、県内中心地の金沢市と工場地帯の

 小松市に近い点。車で15~30分あれば通勤が

 可能で、若い共働き世帯が目を付けた。

 2つ目は地形の特質。岐阜県境の白山から近場

 の手取川を経由して豊富な水を得られるため、

 周辺には有力製造業の工場が多数立地する。

 前町長は「就職先があるから福祉の充実につながり、

 移住を含めて若い人が増えた」と強調する。

 街中では農地から住宅地への転換が進んでいる。
 

  (P.041)



UターンやIターンという転職が一時流行ったことが
ありました。都市部に就職した後、数カ所転職し、
地元に戻るUターンと、地元に直帰するパターンです。


ただ、地元に戻ると言っても仕事があることが大前提
です。企業を誘致した川北町には就職先があるので、
「出稼ぎ」に出る必要がないのです。
さらに、近隣の市や町からの移住も加速することでしょう。
この点が大きいですね!


それと見落としてはいけない点は、国に頼らず川北町
は独自の政策を推し進めてきたので、ノウハウの蓄積
があり、成果を出していることです。





 コマツの場合 


さて、いよいよコマツについてご紹介していきましょう。
高学歴女子の採用や、地元で働きたいという若い人たち
の就職希望者が多いということは頷けます。


ですが、コマツも悩みを抱えていたのです。その解決策
として考案されたことがありました。



 コマツが大卒地域採用を始めた理由の一つが、

 東京本社と石川地区の女性の平均子供数に

 歴然とした差があると驚愕したからだ。

 東京0.7人に対し、石川1.9人――。

 30歳以上の既婚率も東京は50%だが、石川では

 90%に上る。子育てを巡る企業内格差が判明

 した。
 

  (P.041)


3月14日(ホワイトデー)に、北陸新幹線が開業しました。
金沢と東京が約2時間でつながることによって、コマツは
小松工場と東京本社間の人的交流が一層活発化し、
深化を遂げることでしょう。一社だけの話ではなく、日本
にとっても良いことです。




 コマツの社員研修を行う教育部門や購買部門も

 順次、東京の本社から石川に移した。

 地元採用を提唱したコマツの野路國夫会長は

 「ずっと工場で働きたい人も多いため、地域と

 グローバルを基準に採用を分けた」と話す。

 会社の競争力は「東京の本社ではなく、小松の

 現場。工場と顧客がつながっていれば無駄が

 一番ない」と言い切る。
 

  (P.041)



重要な点は、メーカーにとっては、「会社の競争力は
『東京の本社ではなく、小松の現場』」という視点です。
この言葉はとても説得力を持っています。


小松工場には海外からの顧客が工場視察に訪問する
機会が多いらしく、小松市で生まれ、関西の外国語大学
を卒業した女性が、英語で施設の説明をしているそう
です。こうしたケースは珍しくないようです。


トヨタが愛知県豊田市に「城下町」を形成し、関連企業や
下請け企業が集まっているように、コマツの周辺地域
には関連企業が集まり、城下町を形成しています。



 川北町に住む関さんが勤務する東亜電機工業は、

 コマツに部品を供給する企業の一社。小松市周辺

 はコマツの城下町として発展した経緯もあり、地元

 回帰の決断は雇用増大を通じ、域内の出生率上昇

 に寄与する公算が大きい。
 

  (P.042)




 出生率上位の10自治体 


コマツの野路会長が注目する地域があるそうです。
それは鹿児島県にあります。



 コマツの野路会長も注目する鹿児島県の徳之島は、
 
 3自治体がトップ10に入る子宝地域。高齢化に伴う

 人口減少という計算上の分母にも起因するが、

 まさに東京とは180度異なる生活環境が出生率を

 押し上げた。

 「ほぼ毎月、誰かの誕生日を迎える。皆で歌って

 遊んで楽しみますよ」

 出生率2.81と国内最高の伊仙町。12歳、11歳、9歳、

 6歳、5歳、3歳――。

 さらにおなかに7人目の赤ん坊を授かる西綾乃さん

 (40歳)はこう笑う。
 

  (P.042)



九州・沖縄の離島が高位に<br />・出生率の上位10自治体

九州・沖縄の離島が高位に
・出生率の上位10自治体

(『日経ビジネス』 2015.03.09 号 P.042)




「脱東京モデル」とはどのようなものなのでしょうか?
『日経ビジネス』特集班はズバリ、沖縄県だと断言
しています。


上表をご覧になるとお分かりになりますが、「出生率の
上位10自治体」のうち、実に50%の5つの自治体が
沖縄県にあります。




 人口減少への有力な処方箋になる「脱東京モデル」。

 先端を走るのは沖縄県だ。県別の出生率は29年連続

 で沖縄が全国首位に立つ。2014年は全国平均の1.43

 を0.51ポイントも上回った。

 市町村別で最も高いのが久米島町。同町の教育委員会

 に勤める宮里妙子さん(41歳)は4人の子育てと仕事を

 両立する。「実家が隣にあるし、近所も顔見知りですぐに

 助けてもらえる」という。
 

  (P.042)



地域社会づくりが重要だと教えてくれますね。
都市部では、近所付き合いが億劫になる傾向があります。
賃貸マンションなどで、隣人が誰だか知らなかったり、
室内で倒れていた場合、数週間もの間、誰にも気づかれ
なかったり、という話を見聞きしますね。




 高い開業率が出生率を底上げ 

開業率と出生率は一見すると、関係がなさそうですが、
実は深いつながりがあるそうです。



 政府が2014年に公表した中小企業白書によると、

 新しく開業した企業の数を地域にある会社で割って

 算出する数値は沖縄が10.4%と最も高い。新しい

 雇用が生まれやすい証しである。
 

  (P.043)



下の概念図をご覧ください。
このようなサイクルが繰り返されていくと、好循環が
生まれてくるのでしょう。




仕事があれば地方もよみがえる
・石川県や沖縄県が示す地域再生のイメージ

(『日経ビジネス』 2015.03.09 号 P.043)




官僚(世界的に知られる心臓外科医の南淵明宏氏は
奸計を弄すると言う意味で『奸僚』」という言葉を使って
います。『心臓外科医の挑戦状』 中公文庫 2008年3月
25日 初版発行 P.19)が考えるような、「ハコモノ行政」
ではこうはいきません。形だけ作って、中身がないからです。


「画竜点睛を欠く」とは少し意味が違うかもしれませんが、
物事の本質に目を向けないといけません。


「自調自考自動(自分の手足を使って調べ、自分の頭で考え、
自ら行動する)」ということがないからかもしれません。


規制を練り上げ、既得権益を保持し、在任中に天下り先を
せっせと作り出している官僚には無理かもしれません。
もちろん100人が100人そうだとは言いませんが。


そうした文脈で、川北町の前町長の言葉は説得力があります。



 政府は2015年度に地方創生の施策を本格化し、

 地域の再生を目指す。川北町の前町長は

 「きれい事を並べようが地域に仕事がないと始まらない」

 と正論を吐く。予算のバラマキ懸念もあるが、今回は

 少し長い目で地方活性化に腰を据えて取り組む好機。

 大企業の本社移転も促進する考えだ。

 石川や沖縄の例が示すように、仕事があれば、人は

 集まる。すると、子供が生まれる。地域が活性化すれば、

 さらに職が増える。こうした好循環のサイクルを幅広い

 地域に根付かせることが地方創生の一歩になる。

 脱東京モデルの萌芽は見え始めている。人口減の日本

 を救う可能性も十分秘める。
 

  (P.043)




今特集のキーワードを確認しておきましょう。

 子宝率 
 男の育児(イクメン) 
 育児休暇 
 出生率 
 開業率 


今回はかなり端折った部分がありましたので、分かりづらい
点があったかもしれません。
言い訳がましくなりますが、2月28日にブログを書くために
使っているノートPCが故障し、HDDの交換を済ませ戻って
きたのが3月12日でした。


約2週間、ブログの更新ができず、ただただ遅れを取り戻す
ことばかり考えていました。


まだ、復旧までには時間がかかりますが、一日でも早く元の
軌道に戻せるように努力しますので、これからもよろしくお願い
します。



藤巻隆






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藤巻隆

Author:藤巻隆
管理人の藤巻隆です。

以前、ジュゲムブログで、
同タイトルの
「日経ビジネスの特集記事」
を書いていました。

しかし、使い勝手があまり
よくなかったので、
FC2ブログで新たにスタート
することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
引越を行っているところです。

FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
なります。


2013年10月16日記す。

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