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戦慄の人工知能 AIが企業を動かす日 2015.03.30 <2>


新宿血管外科クリニック




日経ビジネスの特集記事(101)

戦慄の人工知能
AIが企業を動かす日
2015.03.30



今週の特集記事のテーマは

AI(人工知能)の世界に革命期が訪れている。
人間の脳を模した計算技法の実用化などにより、
ここ数年で性能が急速に向上。
音声認識や画像認識の分野で、人間に匹敵する
能力が相次いで報告されるようになった。
だが、AIの進化は、企業と労働者に恩恵だけを
もたらすわけではない。
知性を持つ機械が発達すれば、国や産業の競争
ルールは変わる。遺伝子工学やナノテクとAIが融合し、
人間社会のあり方にも影響しかねない。
欧米諸国はその破壊力を真剣に分析、人づくりも
動き出した。
日本企業もこのAIのインパクトから無縁でいることは
できない。活用次第では、AIは日本再興の切り札に
なる可能性も秘めている

 (『日経ビジネス』 2015.03.30 号 P.028)

ということです。




戦慄の人工知能<br />AIが企業を動かす日

戦慄の人工知能
AIが企業を動かす日

(『日経ビジネス』 2015.03.30 号 表紙)
日経ビジネスDigital 2015.03.30 号




今特集のスタートページ

今特集のスタートページ

(『日経ビジネス』 2015.03.30 号 PP.028-029)
日経ビジネスDigital 2015.03.30 号




今特集は人工知能(AI)についての詳細なリポートです。
近未来はバラ色なのか、それとも人間はAIの「奴隷」
となってしまうのか、断定することはできません。


ただ一つ言えることは、どんなものにもメリットとデメリット
の両面があり、使い方を誤ると危険になるということです。


例えば原子力の平和利用は望まれますが、核兵器への
転用によって世界は一触即発の危機に陥ってしまいます。
ミリタリーバランスが崩れると、核戦争が勃発しかねません。


歴史を振り返ると、新しい技術は、必ず軍事目的で使用され、
その後民生用に使われるようになることです。


ドローン(無線ヘリ)も元は軍用でした。今ではアマゾンや
グーグルが配送用に利用するため実験が繰り返されて
います。




第1回は、
「PART 1 マイクロソフト、IBM、グーグルの最前線
止まらぬ“人間超え”」
を取り上げました。


第2回は、
「PART 2 楽観派が見据える商機
『特異点』へ先手」
を取り上げます。


最終回は、
「PART 3 悲観派が描く破滅的未来
実は人類の危機か」
「PART 4 今こそ逆転の発想
日本には追い風」
をご紹介します。




今特集のキーワードは次の5つです。

 人工知能 
 ディープラーニング 
 シンギュラリティー(特異点) 
 AI脅威論 
 逆転の発想 




では、早速、本題に入りましょう!


 PART 2 楽観派が見据える商機
「特異点」へ先手 


このパートはシンギュラリティー(特異点)に焦点を当てて、
『日経ビジネス』は事例を紹介しています。


これらの事例を見ますと、米国事情に偏っていると感じる
かもしれませんが、実際のところ、米国がAIの最先端の
研究で先頭を走っていることを思い知らされます。


残念ながら、日本企業は米国のIT(情報技術)企業の
後追いか、焼き直しでしかないと感じてしまいます。


シンギュラリティー(特異点)の話は、にわかに信じられない
という人と、現実味があると実感する人、そして何事にも
様子見するだけの人に分かれる、と私は考えています。


私は2つ目のスタンスです。
あなたは3つのタイプのうちのどれに該当しますか?



 シンギュラリティー大学 

シンギュラリティー大学(SINGULARITY UNIVERSITY)から
スタートします。


「大学の名を冠しているが学位は出さず、企業幹部向けの
研修やベンチャー企業支援などを手掛ける機関だ」(P.037)
ということです。




 「AI(人工知能)は指数関数的な速度で進化しています。

 脳をクラウドに接続し、人間の能力を拡充できるようになるのも

 遠い日ではないでしょう。我々はこの技術を人類の課題解決に

 役立てられるのです」


 男の名はレイ・カーツワイル。発明家で思想家、かつ未来学者

 として世界的に知られる。2012年からは、米グーグルのAI研究

 チームにも加わった。その同氏がこの日訪れた場所こそ、自身が

 2008年に創設したシンギュラリティー大学である。
 

  (PP.036-037)


具体的に、シンギュラリティー大学はどんな内容のカリキュラムを
持ち、どのような人たちを対象にしているのか、次の記述を読むと
分かります。



 カーツワイル氏の2005年の著書『The Singularity is Near

 (シンギュラリティーは近い)』は世界で話題を呼んだ。

 AIや遺伝子工学、ナノテクノロジーなどの技術が、いずれも

 倍々ゲームのような猛スピードで進化。今から30年後の

 2045年には、非生物的知能が全人類の知能をはるかに超越し、

 人間の定義が根底から覆る「シンギュラリティー(特異点)」に

 突入する、と主張した。

 シンギュラリティー大学は同氏の未来予測を現実のものと想定し、

 グローバル企業の経営層や起業家、投資家らにその“対応策”

 を学ばせる教育施設。大学の名を冠しているが学位は出さず、

 企業幹部向けの研修やベンチャー企業支援などを手掛ける

 機関だ。
 

  (P.037)


では、シンギュラリティーは社会に、また人間にどんな変化を
もたらすのでしょうか?



 シンギュラリティーをもたらす最大の原動力は、PART 1で見た

 AIの進展にある。だが、社会に根源的な変化を起こすには、

 AI単独では不十分。ゲノム解析や3Dプリンターといった他の

 技術をAIと融合したり、教育や医療、エネルギーなど幅広い

 産業がどう変化していくかを俯瞰したりできる力が必要になる。

 最先端技術から産業への影響、変化を生み出す経営の方法論

 まで一度に学べる点が、シンギュラリティー大学を際立たせて

 いる要素だ。
 

  (P.037)



最先端技術や、これから出現しそうな技術の芽に着目し、
産業化に活かしていく能力を高めていく機関と言えます。


ですが、参加費が気になりますね。
高額が予想されます。



 同大学が年4~5回、各1週間の日程で開く定員80人の

 経営層向けプログラムは、参加費が1万2000ドル

 (約144万円)と高額ながら1年先まで予約で埋まる。


 1週間のプログラムは充実そのもの。毎日朝9時から夕方

 6時まで、各分野のトップ級の研究者や起業家らによる

 合計20以上の講義やワークショップがぎっしりと詰め込ま

 れている。
 

  (P.037)



シンギュラリティーには、当然のごとく、楽観論と悲観論が
あります。「シンギュラリティー大学には1つの重要な『信念』
がある」(P.037)ということです。



 シンギュラリティー大学には1つの重要な「信念」がある。

 研修の中では技術進化が社会や環境に与える「負の側面」

 を俎上に載せつつも、世界の経営リーダーたちにテクノロジー

 の未来を楽観的にとらえるように意識づけている点だ。
 

  (P.037)



下の図をご覧ください。
シンギュラリティー大学の講義内容を一覧にしたものです。



テクノロジーで世界を変える手法を学ぶ<br />・シンギュラリティー大学の講義内容<br />(今年3月に実施された経営層向けプログラム)

テクノロジーで世界を変える手法を学ぶ
・シンギュラリティー大学の講義内容
(今年3月に実施された経営層向けプログラム)

(『日経ビジネス』 2015.03.30 号 P.037)
日経ビジネスDigital 2015.03.30 号




シンギュラリティー大学のように楽観論に基づき、
「シンギュラリティーを商機にしようとする一群が存在する
一方で、特異点がもたらす負のインパクトに着目し、
社会の混乱を防ぐべく動き始めた起業家もいる」
(PP.037-038)ということです。


次にご紹介する、ユダシティーを創業したセバスチャン・
スラン氏はその一人だそうです。





 ユダシティー 

まず、ユダシティーとは何か、から始めることにしましょう。



 ユダシティーは、インターネットを通じて大学レベルの

 講義を配信するMOOC(大規模公開オンライン講座)の

 先駆け的企業。スラン氏が専門とするAIのほか、データ

 解析やアプリ開発といったコンピューター科学系を中心に、

 “シンギュラリティーが進行する世界”で生き抜くために

 必要な知識を学べる60科目以上を配信する。
 

  (P.038)


「スラン氏」とは何者なのか、ということになります。
経歴を見ますと、AIの研究者であり、教育者であること
が分かります。



 2014年8月、グーグルで約7年間、自動運転車の開発を

 率いたAI研究者セバスチャン・スラン氏が同社を去った。

 人材の流動性が高いシリコンバレーでも注目を集めた

 この出来事も、AIによる地殻変動を象徴している。

 スラン氏は米スタンフォード大学のAI研究所長だった

 2005年に、米国防高等研究計画局(DARPA)が開催する

 ロボットカーレースで初の完走を果たした後、グーグルに

 参画。秘密研究所「グーグルX」を創設すると、自動運転車

 の他、メガネ型端末「グーグルグラス」や医療用コンタクト

 レンズといった研究を立ち上げてきた。

 そのスラン氏が突如グーグルを離れたのは、プロジェクトが

 暗礁に乗り上げたからではない。自身が2011年に創業した

 オンライン教育企業、米ユダシティーの経営に全精力を注ぐ

 のが、転身の目的だという。
 

  (P.038)



セバスチャン・スラン氏

セバスチャン・スラン氏

(『日経ビジネス』 2015.03.30 号 P.039)
日経ビジネスDigital 2015.03.30 号




ユダシティーの登録者数の多さに驚かされます。
ユダシティーへの関心の高さが伺われます。



 ユダシティーの登録者数は世界で300万人を超す。

 昨秋からは、グーグルやフェイスブック、AT&Tなど

 米国の大手IT(情報技術)企業と共同開発した有料の

 学位「ナノデグリー」も提供している。月額200ドル

 (約2万4000円)のオンライン講義には、既に約3000人

 が参加する。
 

  (P.039)



ユダシティーの特徴に触れています。



 ユダシティーの特徴は、自らの教育システムにも

 AI技術をふんだんに投入していることだ。生徒たちの

 受講データを機械学習で分析し、カリキュラムの

 改善や一人ひとりに合った指導方法の開発を進めて

 いる。スラン氏は「人間の脳がどのように新しいことを

 学習するのかを解明する手掛かりも得られる」と言う。
 

  (P.039)



つまり、ユダシティーの教育システム自体が実験である
ことです。


ユダシティーのURL

ユダシティー
https://www.udacity.com




ユダシティーのスクリーンショット

ユダシティーのスクリーンショット






セバスチャン・スラン氏へのインタビュー記事が掲載されて
いますので、ここでご紹介します。



 シンギュラリティーはもう起きている

米ユダシティー共同創業者兼CEO、グーグルX創設者
セバスチャン・スラン氏 




 我々が米グーグルで自動運転車の開発を始めた当初、

 その性能は非常に未熟だった。だが、失敗を重ねながら

 訓練を繰り返すと、クルマは毎年のように何倍も賢くなって

 いった。まさに指数関数的な進歩だった。機械はひとたび

 ある課題をクリアすると、二度と同じミスを犯さない。しかも

 全ての機械が同じ能力を同時に獲得する。これは、世代を

 経るたびにゼロから教育し直す必要のある人間とは全く

 異なる性質だ。


 事実、グーグルの自動運転車は既に100万km以上を走って

 一度も事故を起こしていない。5分でも乗れば、自分で運転

 するよりはるかに素晴らしい体験ができる。交通事故の

 犠牲者が毎年世界で100万人に達することを考えれば、

 いずれ自動運転が義務化されるはずだ。


 人間の創造性が全く不要になるわけではない。だが悲しい

 ことに、ハードルは着実に上がる。人間が生産性を保つ

 のに必要な学習の量は増え続ける。教育や学位取得は

 人生に1回だけという考えは時代遅れになり、新しいことを

 素早く学ぶ人が勝つ時代が来る。

 ラリー・ペイジ(グーグルCEO)は「教育は歯磨きのように

 なるべきだ」と表現したが、未来の労働者は毎日10分でも

 何かを学ぶべきだ。
 

  (P.038)


「未来の労働者は毎日10分でも何かを学ぶべきだ」という
意見に全く同感です。他人と比べられるからではなく、
自分のために学ぶのです。


他人の目を気にして学ぶのではなく、向学心、向上心の
ためです。過去の自分と現在の自分、現在の自分と未来
の自分を比較し、一歩でも向上していることが自分で確認
できたのなら、素晴らしいことだと思いませんか?


その意味で生涯学習の重要性はどんなに強調しても、強調
しすぎることはありません。


松下幸之助氏は、
『松下幸之助一日一話』 PHP研究所[編]
2007年8月8日 第1版第1刷発行

の中でこう語っています。



 私は、人生とは“生成発展”、つまり“日々新た”の

 姿であると考えています。人間が生まれ死んでいく

 という一つの事象は、人間の生成発展の姿なの

 です。生も発展なら死も発展なのです。
 

  (前掲書 P.30)




再び、スラン氏のインタビュー記事から。



 世界には高い能力と意志を持ちながら、適切な道筋を

 見つけられない人々が数多くいる。我々には、彼らに

 大学以外で得られる最高の教育を提供できている感触

 がある。しかも、コストは米国の平均的学費の1割以下だ。

 破壊的変化に備えるべきは企業も同じだ。経営者は既存

 事業と顧客を熟知し、それを守ろうとする。しかし今後は、

 一度も競争相手と見なしたことのないプレーヤーに突如

 顧客を奪われる事態がいつ起きてもおかしくない。


 ディープラーニングはAI(人工知能)を人間の脳に近づけ、

 大きく進展させた。いずれ自動運転にも活用されるはずだ。

 AIはあらゆる面で人間を超え始めている。ごく一部の人が

 機械を上手に使い、その他大勢は仕事があるだけで御の字

 という底辺に沈んでしまう世界が来る。

 仮にこの時代の歴史書が書かれるなら、「人類は壮大な

 シンギュラリティーの時代に生きていた」と記されるだろう。

 それは一夜にして全てを覆すものではなく、50年かけて

 静かに進むかもしれない。しかし生命の歴史からすれば

 50年はほんの一瞬にすぎない。シンギュラリティーは既に

 起きているのだ。
 

  (P.039)



好むと好まざるとにかかわらず、シンギュラリティーに備える
覚悟が必要です。繰り返しになりますが、「未来の労働者は
毎日10分でも何かを学ぶべきだ」という言葉が象徴的に
響きます。





今特集のキーワードを確認しておきましょう。

 人工知能 
 ディープラーニング 
 シンギュラリティー(特異点) 
 AI脅威論 
 逆転の発想 




最終回は、
「PART 3 悲観派が描く破滅的未来
実は人類の危機か」
「PART 4 今こそ逆転の発想
日本には追い風」
をお伝えします。


ご期待下さい!






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Author:藤巻隆
管理人の藤巻隆です。

以前、ジュゲムブログで、
同タイトルの
「日経ビジネスの特集記事」
を書いていました。

しかし、使い勝手があまり
よくなかったので、
FC2ブログで新たにスタート
することにしました。

現在(2013.10.16)、ブログの
引越を行っているところです。

FC2ブログでは、2013.10.14号
が最初のブログということに
なります。


2013年10月16日記す。

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